本作は、呪われた一万円札こと「死幣」を手にした人間が、次々と不可解な死を遂げるというホラーサスペンス。女子大生・南由夏(
柚希が演じる茅原伊織は、自分の正義をまっすぐに信じる監察官。「死幣」をオカルトと断定し調査を続ける若本の過去を知る人物で、彼を見張るうちに南と出会う、といった役どころだ。役作りのために髪を黒くして撮影に臨んだ柚希は「今までずっと舞台で演技をしていたので、ドラマ撮影の最初の場面はやっぱり声が大きすぎて、もうちょっと抑えて大丈夫ですと監督にご指導いただきました(笑)」とコメント。なお柚希にとっては、本作が宝塚歌劇団を退団後、初のテレビドラマ出演作となる。
柚希礼音コメント
宝塚歌劇団退団後初のドラマ、初の女性役ということで、本当に緊張して前の日どころか何日も前から居ても立ってもいられませんでした。今までずっと舞台で演技をしていたので、ドラマ撮影の最初の場面はやっぱり声が大きすぎて、もうちょっと抑えて大丈夫ですと監督にご指導いただきました(笑)。他にも、舞台の演技とは違って、大げさな身振り手振りをしないように、表情も抑え気味になど気をつけて臨みました。
今までずっと男役だったのですが、今回テレビドラマでは初めてカッコいい女性を演じています。役作りでは髪の毛を黒く染めました。できる女は髪の毛が黒なのかなと思って(笑)。でも、自分では黒髪に違和感があります。
撮影の合間はスタッフ・キャストのみなさまがとてもよくしてくださいました。途中から作品に入るのでとても緊張していたのですが、皆さん話しかけてくださり、優しくて感動しています。主演の松井さんとは初めて共演しますが、すっごくかわいくて(笑)。役では松井さんにキツイこと言うのですが、そのシーンの直前まで楽しくお話してくださるので、このままだとキツイ台詞が言えなくなると思って、始まる直前は目を合わせないようにしています(笑)。
ホラーは大の苦手で、霊とかも見たことはないです。見たくないです(笑)。でも、このホテル何かちょっと危険だ、何かいるかも?というのは感じたことがあります。空気が重くなって頭が痛くなったり…。
「死幣」はホラーではありますがもっと先にあること、例えばお金より大切なものがあるとか、人として何が幸せかとか、そういうものをとても考えさせられる作品だと思いました。
(退団後)初めてのドラマに出演させていただきます。伊織は真っ直ぐで責任感に燃えている人で自分自身共感できる部分もあり、楽しく撮影しています。皆さま、楽しみにしていてください!
プロデューサー・伊藤雄介コメント
圧倒的な存在感で宝塚の象徴であったレジェンド・柚希さんが、劇中で重要な鍵を握るキャリアの象徴のような役柄の伊織そのものだと感じたので、オファーしました。実際に伊織を演じる柚希さんを見ても、役にバッチリはまっていて。やはり伊織は柚希さん以外出来ないなと思いました。
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リンク
- テッペン!水ドラ!!『死幣ーDEATH CASHー』|TBSテレビ
- 柚希 礼音 - アミューズ オフィシャル ウェブサイト
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黒髪に染めた柚希礼音、テレビドラマ「死幣」に監察官役でレギュラー出演 https://t.co/7nTYUhwYPf