第5回クォータースターコンテストの審査員を、
クォータースターコンテストは、2012年から株式会社ヴィレッヂが開催している動画コンテスト。12分から15分の、編集されていない映像作品が審査対象となる。過去には百舌、週刊パラドックス、超歌劇団、FUKAIPRODUCE羽衣がグランプリを受賞し、賞金の30万円を獲得した。
第5回となる今回の応募期間は、8月1日から10月31日まで。ノミネート作品は11月25日に発表される。結果発表は12月10日。グランプリ以外にも優秀作品賞や、舞台情報サイト・げきぴあにインタビューが掲載される「げきぴあ賞」、自身の公演を収録・DVD化してもらえる「彩高堂賞」、定額制の演劇動画配信サービス「観劇三昧」が提供する「観劇三昧賞」、2017年にオープンする東京・浅草九劇を無料使用できる「浅草九劇賞」、愛知・ナビロフトを無料使用できる「ナビロフト賞」など、多彩な賞が用意されている。
開催に際し、各審査員から発表されたコメントは以下の通り。
鴻上尚史コメント
面白いものを創ろうとすればするほど、「映像と演劇の違いは何だ?」という、根本にぶつかるでしょう。
その難問に対して、パワーでぶつかったり、うりゃあ!と投げとばしたり、軽やかに笑い倒したり、一点突破したり、はしゃぎまくったり、誠実に向き合ったりした作品を待っています。
鄭義信コメント
初めて審査に参加します。審査する側なのに、なんだか緊張しています。興奮しています。ラブレターを待っている乙女な気分です。どんな美辞麗句よりも君のまっすぐな思いが伝わる、ごつごつしててもいいから力一杯愛がこもった、胸を鷲づかみにしてくれる、そんなラブレターを、どきどきしながら、わくわくしながら待っています。
別所哲也コメント
私は、99年より、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル」を主宰しており、世界各国のショートフィルムを数多く観ていますが、「編集NG」というルールに惹かれました。15分以内に凝縮された映像は、たとえ演技だとしても、それは、ありのままのリアルで、人生そのものだと思います。いくつもの、鮮やかな生き様に出会える事を心から願っています。
行定勲コメント
クォータースターコンテスト、今年で私は三回目の審査員です。
時代を反映させた今を感じる作品だったり、オリジナリティ溢れる個性的な拘りの演出を毎回楽しみにしています。
カットを割らずに持続させた時間をワンカットで捉えることは一瞬が永遠になることを意味すると思います。
その尊い一回しか訪れない時間の奇跡を観るのが今から楽しみです!
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