大地真央が一見貞淑な妻演じるサスペンス喜劇「一人二役」全国15会場巡演

「一人二役 殺したいほどジュテーム」が、10月から12月にかけて全国15会場にて上演される。

本作は1970年に初演された、フランスのヒッチコックと称される劇作家ロベール・トマのサスペンス喜劇。叔父の莫大な遺産を相続し、パリ郊外の豪邸に住むフランソワーズは、その財産を目当てに結婚した夫リシャールの放蕩ぶりに疲れ果て、離婚を考え始めていた。そんなある日、家政婦ルイーズの恋人が、リシャールの代わりに投獄された彼の弟ミシェルだということがわかる。夫兄弟の顔が瓜二つであることを知ったフランソワーズは、弁護士サルトーニの目の前で弟に兄を演じさせ、離婚の手続きを済ませてしまおうと謀るが、ミシェルは兄とは正反対の臆病者でヘマばかりしてしまうのだった。

主演の大地真央が演じるのはフランソワーズ。益岡徹が1人2役で彼女の夫リシャールと夫の弟ミシェルを、森公美子が家政婦ルイーズを、山崎一が弁護士サルトーニを担当する。このほかおかやまはじめ、木津誠之、権藤昌弘も出演する。