濱田めぐみ20周年記念ソロミュージカルに意気込む「心の奥底に響く作品に」

濱田めぐみによるソロミュージカル「Tell Me On A Sunday～サヨナラは日曜日に～」が、昨日6月10日に東京・新国立劇場 小劇場で開幕した。

「Tell Me On A Sunday～サヨナラは日曜日に～」は、主人公・エマがロンドンからニューヨークに移り住み、愛と夢を求めて奮闘する物語。このたび濱田は自身の活動20周年を記念して、ミュージカル界の巨匠・アンドリュー・ロイド＝ウェバーが手がけた本作の日本初演に挑戦する。

6月9日に行われた囲み取材で濱田は「今回の公演では70分間に26曲を歌います。そもそもミュージカルは30～40人でやるものと思っているので、今回のソロミュージカルは、イッセー尾形さんが一人芝居をやられている、そんな感覚なのかなと思います。その一人芝居の語りが、歌になっているイメージでしょうか。（場面転換もすべて自分で行うので）段取りが増えていくことに慣れないといけないですね」と一人芝居を演じる苦労を明かした。また「ロイド=ウェバーの曲はいろいろな年代に作られているのでそれぞれテイストが違い、また彼の曲では細かい心理描写が音符で表現されています。その曲の魅力を伝えるために、シンプルながらもいかにお客様の心の奥底に響く作品になるかを考えながら稽古に挑みました。劇場に入った瞬間から、何も考えず、カフェに入る感じで楽しんでほしいですね」と意気込みを語った。公演は6月26日まで。