ブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」が昨日6月8日、東京・東急シアターオーブにて開幕。本番前には報道陣に向けてリハーサルが公開された。
本作は、とあるボーカルグループでスターを夢見る黒人女性エフィー、ディーナ、ローレル3人の姿を、華やかなショービジネスの世界とともに描いたミュージカル。ブラックミュージックの隆盛を背景に、スターダムに駆け上がっていく彼女たちの栄光、挫折、友情を、迫力あるパフォーマンスときらびやかな舞台衣装、巨大なLEDパネルによる演出で見せていく。
この日、報道陣に公開されたのは2幕の全編。リハーサルはリードボーカルを務めていたエフィー脱退後の新生グループ「ザ・ドリームズ」によるアップテンポな「What Love Can Do」で幕を開けた。続く「I Am Changing」では、夢破れて故郷に戻ったエフィーが「私は変わってみせる」と高らかに歌い上げ、再出発を誓ってみせる。
エフィーは弟が作曲した「One Night Only」で再起を果たすも、元恋人のカーティスに邪魔されてしまう。カーティスは、ザ・ドリームズに歌わせた同曲のディスコバージョンをリリース。この場面では、しっとりとしたエフィーの歌唱と、リズミカルなザ・ドリームズのパフォーマンスの対比が特徴的だ。その後、グループ全員で本作のメインナンバーである「Dreamgirls」を静かに歌い始めた。
初日を見届けるため、本作の宣伝隊長を務める
本作は1981年にブロードウェイで初演されたのち、1982年のトニー賞ではミュージカル作品賞を含む13部門にノミネートされ、6部門で受賞。2006年にはビヨンセらの出演で映画化もされている。映画の成功を受け、2009年にはロバート・ロングボトム演出・振付の新バージョンで復活。LEDパネルを使った演出が話題を集めたこのバージョンは、日本では3度目の上演となる。
ローラコメント
こんな迫力初めて。
圧倒的な歌声に泣いちゃいました!
歌も衣裳も舞台も本当に凄いんです!
たくさんの人に絶対に生で観てほしい舞台です!
JIM BEAM presents ブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」
東急シアターオーブで6月26日まで!!
みんなぜひ観に来てね!!
ブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」
2016年6月8日(水)~26日(日)
東京都 東急シアターオーブ
脚本・作詞:トム・アイエン
音楽:ヘンリー・クリーガー
構想・オリジナル・ディレクター・振付:
演出・振付:ロバート・ロングボトム
セットデザイン:ロビン・ワーグナー
衣裳デザイン:ウィリアム・アイヴィー・ロング
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