劇団フルタ丸、新作「ビッグマウス症候群」は嘘つき男の生き様描くコメディ

劇団フルタ丸が、第25回公演「ビッグマウス症候群」を上演する。

本作は、嘘つきの男の生き様を描いたコメディ。幼い頃から嘘をついては周囲の人間を混乱に陥れ、大口を叩くも実現できずに呆れられていた男は、大人になって職場の同僚から“ペテン師”と呼ばれるようになる。ある日、精神科を訪れた男は、医師から「ビッグマウス症候群ですね」と病名を告げられる。

活動の原点に立ち返ろうと、現在は6人の劇団員のみで本公演を行っている劇団フルタ丸。今作「ビッグマウス症候群」は5月25日から29日まで東京・「劇」小劇場にて、6月10日から12日までは、劇団を主宰するフルタジュンの故郷である岐阜・道の駅 美濃にわか茶屋にて上演される。

フルタジュンコメント

ビッグマウスな人間が好きです。実力がある人間の大口は結果を出した時のカタルシスがあるし、実力がなければないで結果が出せなかった時の感じもまた可笑しい。ビッグマウスな人間は、まるでエンターテインメントを一人で背負っている孤独なエンターティナー。彼らのオカシミと哀愁を織り交ぜ、怒涛の展開を迎えていくドラマを楽しんでほしい。