韓国発のミュージカル「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」が、9月7日から24日まで東京・紀伊國屋サザンシアターにて上演される。
本作は、放浪の画家・ゴッホと弟・テオの半生を、2人が交わした約700通にもおよぶ書簡をベースに描く二人芝居。2014年のソウルでの初演以来、再演が重ねられている。作はチェ・ユソンが、 音楽は韓国大衆音楽賞受賞のソヌ・ジョンアが手がけた。
日本版の上演台本・演出を務めるのは
上演に際し橋本は、「『ここにヴィンセント・ヴァン・ゴッホが立っている』という人物像を創り上げ、演じていきたいと思います。それは僕のチャレンジでもあるし、決意でもあるし、覚悟でもあります」とコメント。岸は「全てが挑戦ですが、自分が育んだものを全て出し尽くすためにこの作品に出会えたんだと思っています。それくらいの意気込みを持って挑みたいと思います」と語っている。
橋本さとしコメント(ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ役)
「出演が決まった時はとても嬉しかったです。僕も俳優という総合芸術の中に身を置く者として、超有名なゴッホという芸術家を演じることは、光栄でもあり、プレッシャーも大きいです。
今まで舞台で、ジャン・バルジャンやシャーロック・ホームズなど、誰もが知る、皆さんが明確にイメージを持つ存在を演じることもありましたが、実在の人物を演じるのは、ほとんど初めてに近いと思います。
皆さんの中にもイメージがある人物だと思うので、自分なりに模索にしながら、誰が見ても、「ここにヴィンセント・ヴァン・ゴッホが立っている」という人物像を創り上げ、演じていきたいと思います。それは僕のチャレンジでもあるし、決意でもあるし、覚悟でもあります。
岸祐二コメント(テオ役)
お話を頂いた時から、これは間違いなく自分のミュージカル人生のターニングポイントになる作品に違いないと感じました。ある意味運命的な作品になるのではないかと思っています。二人芝居ということ、韓国ミュージカルであるということ、河原雅彦さんとご一緒すること含め、全てが挑戦ですが、自分が育んだものを全て出し尽くすためにこの作品に出会えたんだと思っています。それくらいの意気込みを持って挑みたいと思います。
河原雅彦コメント(上演台本・演出)
韓国で観させて頂いて、とても斬新な舞台で感銘を受けたので、日本人キャストならではの魅力や味を加味しながら、日本版のオリジナリティを出した良い舞台に仕上げたいと思います。
ミュージカル「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」
2016年9月2日(金)※プレビュー公演
東京都 かめありリリオホール
2016年9月7日(水)~24日(土)
東京都 紀伊國屋サザンシアター
作:チェ・ユソン
音楽:ソヌ・ジョンア
上演台本・演出:
訳詞:
出演:
※各出演者の出演スケジュールは後日発表。
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