「六月新派特別公演」市川月乃助が赤城山に、「国定忠治は最も憧れていた役」

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「六月新派特別公演」が、6月2日から25日まで東京・三越劇場にて「深川の鈴」「国定忠治」の2本立てで上演される。

赤城山を訪れた市川月乃助。

赤城山を訪れた市川月乃助。

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「六月新派特別公演」チラシ

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「深川の鈴」は、寿司屋を女手ひとつで営むお糸と、小説家志望の信吉が繊細な愛を紡ぐ川口松太郎の自伝的作品。一方「国定忠治」は、江戸後期に実在した侠客を描くヒーロー活劇だ。

本公演は、9月に喜多村緑郎を二代目として襲名する市川月乃助にとって、現在の名での最後の舞台となる。去る4月22日に月乃助は、「国定忠治」の第1幕「赤城天神山不動の森の場」の舞台となる赤城山を実際の舞台衣装で訪問。雄大な赤城山を背景に、自身が演じる忠治のお馴染みのポーズを決めて「『国定忠治』は僕にとって最も憧れていた役です。実際に赤城山に登ることができ、忠治が駆け抜けた場所を体感できて参考になりました」と喜びをあらわにした。

市川月乃助コメント

『国定忠治』は僕にとって最も憧れていた役です。
実際に赤城山に登ることができ、忠治が駆け抜けた場所を体感できて参考になりました。
六月に舞台に立ちセリフを言う時、この風景が思い浮かびそうです。
『国定忠治』は自分のライフワークにしたい作品。
50代、60代、70代になっても演じさせて頂けるよう、まずはこの第一歩を大切に演じたいです。

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「六月新派特別公演」

2016年6月2日(木)~25日(土)
東京都 三越劇場

一、深川の鈴

作:川口松太郎 
演出:尾上墨雪、成瀬芳一

キャスト
お糸:波乃久里子
信吉:市川月乃助
お辰:伊藤みどり
円玉:立松昭二

二、国定忠治 ―赤城天神山より小松原まで―

作:行友李風
演出:田中林輔

キャスト
国定忠治:市川月乃助
川田屋惣次:笠原章
日光の円蔵:立松昭二
おれん:伊藤みどり
山形屋藤蔵:伊吹吾郎

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にゃる氏 @nyaru1022

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