トニー賞ノミネーション発表「ハミルトン」が史上最多16ノミネート

5月3日（日本時間）に、第70回トニー賞のノミネーションが発表され、「ハミルトン」が史上最多の16ノミネートを果たした。

「ハミルトン」はブロードウェイで上演中のミュージカル。トニー賞とグラミー賞を受賞した「イン・ザ・ハイツ」のリン＝マニュエル・ミランダの脚本・音楽・主演による新作で、アメリカ建国の父の1人であり10ドル札の肖像になっているアレクサンダー・ハミルトンの生涯を、ヒップホップで綴るという斬新なスタイルが話題を呼んでいる。このたび受賞対象となる全部門にノミネートされ、さらに助演男優賞に同作から3人の名前が挙がるなど、トニー賞の総ノミネート数記録を更新した。

最優秀ミュージカル作品賞には、「ハミルトン」のほか「Bright Star」「School of Rock - The Musical」「Shuffle Along, Or The Making of the Musical Sensation of 1921 and All That Followed」「Waitress」が候補になっている。気になるその他の部門のノミネーション作品は、トニー賞の公式サイトで確認を。

アメリカ・ニューヨークのビーコン・シアターで開催される第70回トニー賞授賞式は、6月13日にWOWOWプライムにて独占生中継される。案内役は宮本亜門と八嶋智人。そして、スペシャルサポーターを井上芳雄が務める。なお当日の日本のスタジオには、7月から東京・シアタークリエにて上演される「ジャージー・ボーイズ」から、中川晃教、藤岡正明、中河内雅貴、海宝直人、矢崎広、福井晶一、吉原光夫が生出演することも決定。ここでしか見られないパフォーマンスを披露する。