「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が昨日4月21日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて開幕した。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は累計100万部を突破した東野圭吾の同名小説が原作。人ではなく手紙が時を超える“タイムトラベル・ファンタジー”だ。2013年に
初日の開幕前には囲み取材が行われ、出演者の
「再演にあたり、『この役にはこの人がぴったりだ!』という人に集まっていただきました」と語るのは成井。「特に川原さんには、『ぜひとも!』と平身低頭お願いして、出てもらってます。みんながどれだけ“役”になっているか、劇場で確かめてほしい」と続け、作品の仕上がりにも太鼓判を押した。
最年長のベテランである、共演者・川原の印象について記者から聞かれると、「川原さんが演技してるときは、秒針だったりとか、小さな音が聞こえ始める。それってみんなが集中して見るから。空気を研ぎ澄ませてるからこそ、そういう音が聞こえるんだと思うんです。その空気感は作れないので素敵だなと思いつつ、自分もいつかそうなりたいと憧れています」と述べる松田を筆頭に、多田、鮎川、と共演者から次々と褒めちぎらる川原。照れながら「よし、今日寿司に行くか」と返し、場内の笑いを誘った。
本作の見どころについては、松田から「この『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、多くの方に愛されてる作品。初演の実績もある。そういった責任も全部含めて、自分たちもこの作品を愛しているので、しっかりとその思いも込めて、東京・大阪と作品を届けていきたい」とコメントが。多田は「原作は間違いなく面白いので、それを演劇としてどう上演するのか、どんな役者が上演するのかが、今回の面白みの1つだと思ってます。面白い作品を、面白いやり方で、面白い役者がやっております。ぜひ劇場に確かめに来てください」と意気込みを見せた。
成井は、“さよならBRAVA!”と題して、閉館間近の大阪・シアターBRAVA!で本作を上演することについて「声をかけてもらえたのは本当に名誉。一生の思い出になるように、この作品を精一杯やりたい」と言い、「私たちとBRAVA!の最後の思い出を、ぜひ体験にきていただけたら」と締めくくった。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は4月21日から5月1日まで東京・Zeppブルーシアター六本木で公演を行った後、5月6日から8日にかけて大阪・シアターBRAVA!にて上演される。
ネビュラプロジェクト&ぴあ&シアターBRAVA! presents「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
2016年4月21日(木)~5月1日(日)
東京都 Zeppブルーシアター六本木
2016年5月6日(金)~8日(日)
大阪府 シアターBRAVA!
原作:東野圭吾(「ナミヤ雑貨店の奇蹟」角川文庫刊)
脚本・演出:
出演:
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