振付家・ダンサーの
山田は2017年3月から約半年間、イスラエル、ドイツ、カナダに渡り、ダンスの実演、実技指導、現地のダンサーとの情報交換、現地の文化や伝統芸能のリサーチを行う。また、将来の共同制作やツアーに向けてのミーティング、ワークショップなども予定されている。
藤間は、2017年3月から約4カ月間、フランス、イギリス、ドイツにおいて日本舞踊の紹介と実演、定期的な教室の開催、ワークショップ、現地アーティストとの共同制作に携わる。今回、山田と藤間のほか交流使に指名されたのは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和、建築家・美術家の佐野文彦、アーティストの土佐尚子、落語家の柳家さん喬の4人だ。
文化庁では、2003年度から芸術家、文化人、研究者を指名し、一定期間諸外国へ派遣する「文化庁文化交流使事業」を実施。派遣された文化交流使は、各々の専門分野において実演や実技指導、講義などに従事し、世界の人々に対して日本文化への理解を深めるなど、諸外国の芸術家、文化人らとのネットワーク形成につながる活動を行う。2003年から述べ127人、26組の交流使が79カ国で活動しており、これまでに平田オリザ、森山未來、岡田利規、小野寺修二らが指名された。
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- 平成28年度文化庁文化交流使の指名|文化庁
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山田うん、藤間蘭黄が文化庁文化交流使に指名され海外へ https://t.co/oOZgEjWilW https://t.co/BjTc2Z7Yjp