若手舞台俳優へのインタビューを行う連載「舞台男子」の新シリーズが、KADOKAWAの電子文芸誌・小説屋sari-sariにて5月7日にスタートする。第1回に登場するのは、ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンの越前リョーマ役、舞台「弱虫ペダル」の小野田坂道役などで知られる、
「舞台男子」は舞台をメインに活躍する若手俳優たちへのロングインタビューと、撮り下ろし写真で構成される連載。2014年10月より1年間にわたって講談社BOOK倶楽部にて展開され、書籍化もされている。インタビューでは1万字前後のボリュームで、彼らのデビューから現在までを振り返り、演じることへの思いなどをじっくりと聞いていく。構成・取材・執筆をおーちようこが手がけ、これまでに伊勢大貴、荒牧慶彦、松田凌、廣瀬智紀、桑野晃輔、矢田悠祐、鈴木拡樹、安西慎太郎らが登場してきた。
このほど新たにその連載の場となる小説屋sari-sariは、主に20代から40代の女性に向けた電子小説誌。毎月7日に配信され、BOOK☆WALKERをはじめとした主要電子書店にて108円で販売されている。「舞台男子」の新シリーズでは、内容・ボリュームは以前の連載分のままに、俳優たちの新たな一面を多くの写真とインタビューで届ける。BOOK☆WALKERでの購入者を対象に、抽選でサイン入りポラロイド写真のプレゼントも行う予定。
記念すべき第1回に登場する小越勇輝は、インタビューの収録後にステージナタリーの取材に応えた。キャリアを振り返っての感想を、「初心を忘れない、っていうのは常に思っているんですけど、振り返ることで改めてその気持ちが強まったりもする。流れで過去を振り返ることってなかなかないので、一歩ずつ変わってきてるんだなって感じられて、すごく良かったです」としみじみ語り、また「常に上を目指して成長していきたい、という気持ちを持ってやってきてたので、振り返ってみることで『今の自分ならもっとこうできたな』っていう発見もありました。その時その時で全力でやってきたので悔いはないですけど、常にそういうふうに思えるように、毎回毎回全力でやっていきたいという気持ちはありますね」と前を見据える。
そしてステージナタリー読者へのメッセージも。「僕はありがたいことにすごく大きい劇場で公演をさせていただいたり、話題のある舞台をやらせてもらえてたりするんですけれども、演劇であったり、舞台っていうものが広がったらいいなとすごく思っていて。今2.5次元を多くやらせてもらっていますが、舞台に馴染みがなくて来にくい人もいるでしょうし、舞台が好きでも2.5次元ということで一歩が踏み出せない人もなかなかいたりする。でも2.5次元にもいろんなジャンルがあって。普段ないような輝きやキラキラを見れたりとか、熱さ、お芝居の良さ、そして感動を与えられるものもたくさんあるので、気になっていたらその一歩を踏み出して、観てもらって、いろんなことを感じてもらえたらうれしいですね」と語ってくれた。
“プリンス・オブ・テニミュ”の称号を持ち、「ミュージカル『刀剣乱舞』 新作公演(タイトル未定)」へ今秋出演することが明らかになったばかりの小越が、どのような言葉を紡いだのか。連載の開始日を楽しみに待ちたい。
関連記事
小越勇輝のほかの記事
リンク
- 小説屋sari-sari | 電子書籍ストア-BOOK☆WALKER
- 舞台男子 | Twitter
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
舞台俳優は語るon舞台男子 『舞台俳優は語る』発売中 @b_danshi
第1回は小越勇輝!インタビュー連載「舞台男子」新シリーズが電子文芸誌で始動 - ステージナタリー https://t.co/MH8NcB43rA