銀河劇場でプレイボール！「ダイヤのA」和田琢磨と和田雅成が“和田対決”？

「ダイヤのA The LIVE II」が、本日3月17日に東京・天王洲 銀河劇場にて幕を開ける。

人気野球マンガ「ダイヤのA」を原作とする今作は、昨年上演された「ダイヤのA The LIVE」の続編。前作に引き続き脚本・演出を浅沼晋太郎が手がけた。主人公の沢村栄純属する青道高校野球部が、大阪桐生高校との練習試合に臨む場面から物語は始まり、灼熱の合宿の様子、そして西東京地区大会における明川学園との死闘までが描かれる。スクリーンを上部に1つ、下部に3面配置して風景を投影し、野球の試合を奥行きを持たせて表現する。客席が試合中のスタンド席に感じられるような演出も見どころだ。

公開ゲネプロ前の囲み取材には、沢村栄純役の小澤廉、降谷暁役の廣瀬智紀、御幸一也役の和田琢磨、楊舜臣役の和田雅成が登場。台湾からの留学生エースを演じる和田雅成は、今作が初参加ということについて「1回できあがった作品に入っていくっていうのは、正直『受け入れてくれへんかも』と不安だったけど、廣瀬智紀さんがいたんで安心しました」と心境を語り、「稽古のときから敵チームとしてやってきたので、それをしっかり出せたらと思います。楊舜臣は相手に対するアプローチが人とは違うので、1人ひとりとの接し方を意識してやってきました」と役作りについて述べた。

和田琢磨は、「今回新しく入った和田くんも『和田』で、和田対決ということで注目されていると思うんですが」と笑わせつつ、「扇の要として御幸一也が活躍するシーンがありますので、野球の臨場感や熱さを舞台上で僕から発信できれば」と意気込む。廣瀬は「降谷くんは怪物と言われるような超高校級（選手）なのに、抜けていたりとかスタミナ不足だったりとか、完璧じゃないところが愛すべきキャラクターだなと感じております」と愛着を口にしつつ、「2作目ということで、前を超える作品を作っていかなきゃいけないという思いがある。よりキャラクターを追求していきたい」としっかりと語った。

座長の小澤は、「僕は廣瀬智紀くんを尊敬しているんですが、栄純と降谷はライバルなので、演技中に智紀くんのことが好きということが出ないようにがんばりたい」とコメント。そして「みんな本当に仲が良くて、ご飯に行って誰が隣になっても気兼ねなく話せるというか、いきあいあい…？としていて……」と発言すると、隣の和田琢磨がツボにはまった様子で笑いを堪え、ツッコまれながら言い直し「意気揚々？和気あいあい？としていて、僕は本当にカンパニーに恵まれてるなと思います」と、仲の良さをうかがわせた。

「ダイヤのA The LIVE II」は、2016年3月17日から21日まで東京・天王洲銀河劇場、3月24日に愛知・名古屋文理大学文化フォーラム、4月1日から4月3日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにてそれぞれ上演される。