ミュージカル「さよならソルシエ」が、本日3月17日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて幕を開けた。
「このマンガがすごい!」2014年オンナ編で1位を獲得した、
ゲネプロ前に行われた囲み取材には良知、平野と、アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック役の
平野は、アンサンブルも含め出演者が全員が男性という今回の座組に「男子校みたいなノリで稽古をしてました」と笑い、「愛情と信念を持ってるメンバーが、いい形で混ざり合って、独特の良さになっていると思います」とコメント。また合田は「フィクションなんだけど、『本当にこういうことがあったんじゃ』と錯覚するような世界観にハマって楽しんでもらえれば」と述べ、「『2.5次元を超えた2.5次元』を作ろうという目標でやってきましたが、3.2ぐらいまでいったんじゃないかな」と期待を煽る。泉見は「兄弟ならではの確執や絆を中心に、皆さんの心に日常生活で忘れかけている大切なものを思い出させる作品。ぜひ観てください」と挨拶した。
土屋は「原作で好きなのは、テオドルスもフィンセントも天才的でありながら自分の才能に気づいていない鈍感さ。そしてそれに対して無自覚なのに“致死量に満たない毒”……なんかおしゃれな言い回ししちゃった(笑)」とはにかみ、「その毒がどう身体に広がっていって、展開していくかが見どころじゃないかな」と続け、「僕らや、舞台上のキャラクターたちがテオドルスに魔法をかけられたように、お客さま方にも魔法がかかったらいいな」とまとめる。
公開ゲネプロでは、原作の名シーンをオリジナル要素を交えながら出演者たちが熱演。舞台上のピアノで劇中のすべての音要素を生演奏する演出や、アンサンブルによるパフォーマンスが披露された。
なお本公演では、キャストによる公演アフタートークイベントや、非売品生写真がもらえるリピーター感謝特典も企画されている。詳細は公式サイトで確認しよう。当日券は毎公演、開演の1時間前より販売予定。
ミュージカル「さよならソルシエ」
2016年3月17日(木)~3月21日(月・祝)
東京都 Zeppブルーシアター六本木
原作:
脚本・演出:西田大輔
音楽:かみむら周平
振付:エムジェイ
キャスト
テオドルス・ファン・ゴッホ:
フィンセント・ファン・ゴッホ:
アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック役:
エミール・ベルナール役:
ポール・シニャック役:
ポール・ゴーギャン役:Kimeru
ムッシュ・ボドリアール役:
ジャン・サントロ役:
ジャン・ジェローム役:
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岩切 大介 @iwakiridaisuke
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