妄想と現実が交錯、天野天街作・演出「くだんの件」が三重と兵庫で久々の上演

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少年王者舘の天野天街が作・演出を手掛ける「くだんの件」が、11月に三重・兵庫にて上演される。

KUDAN Project「くだんの件」より。

KUDAN Project「くだんの件」より。

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「くだんの件」は1995年にKUDAN Projectの前身である「キコリの会」で初演され、1998年にKUDAN Projectが発足してからは、台湾・香港をはじめ国内外でたびたび上演を重ねている人気二人芝居。舞台は、どこでもないとき、どこでもないところ。蝉時雨が降り注ぐある夏の日、ある荒廃した店のカウンター奥に座っているヒトシのもとにタロウが現れる。タロウは、半人半牛の怪物・クダンを探しに来たというのだが、2人の会話は一向に噛み合わず……。

妄想と現実が入り乱れ、スピード感ある展開は、同じ天野天街、小熊ヒデジ寺十吾の顔合わせで上演を重ねている人気作「真夜中の弥次さん喜多さん」にも通じる。今回は久々の上演となるので、この機会にぜひ、三重か兵庫まで足を伸ばしてみては。

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KUDAN Project「くだんの件」

2016年11月
三重県 三重県文化会館
※兵庫公演あり

作・演出:天野天街
出演:小熊ヒデジ寺十吾

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