元フィギュアスケート選手の
池谷直樹が率いるアスリート集団「サムライ・ロック・オーケストラ」と企画会社「Ring」がタッグを組んだ「マッスルミュージカル」には、体操、ラート、新体操、ポールダンスなど各界のトップアスリートが出演する。舞台初挑戦の浅田が担当するのは、主人公のアリス役。跳び箱を跳べず落ち込んでいたアリスは、池谷演じるウサギの後を追って穴に落ちてしまい、不思議な世界に辿り着く。そこでは花や虫、不思議な双子、ハートの女王など、楽しげなキャラクターたちが、それぞれの身体能力を存分に発揮してアリスを楽しませる。セリフはひと言もなく、音楽に合わせて演者たちが全身で物語を表現していく。
稽古初日の本日、報道陣に披露されたのは、穴の中に落ちてしまったアリスが不思議な生き物たちに出会うシーン。バク宙や側転、アクロバット、バトンや大きなリングを使って回る動きなど、短い時間の中にも男女10人以上による迫力あるアクションが詰め込まれていた。ところどころで池谷が浅田に指示すると、すぐさま浅田はその動きを取り入れ、フィギュアスケートを思わせるしなやかな舞いも披露してみせた。
稽古の後には演者たちが華やかな衣装をまとって登場し、報道陣の質問に答えた。初挑戦の舞台に不安しかなかったという浅田は、「今日が初めての稽古だったんですが、初めての世界で、驚きの連続で。顔が真剣になりすぎてしまったので(笑)、本番までに笑顔で、可憐なアリスになれるようにがんばります」と稽古を迎えての感想を語る。また筋肉を鍛えているか、という質問には、周囲の鍛え抜かれたメンバーと自身の細い二の腕を比べてみせ、「こんな感じです」と笑う。そして池谷に「アリスはムキムキになっていいんでしょうか?」と恐る恐る尋ねると、池谷は「(稽古を重ねていけば)なると思います」と断言した。
また浅田は、出演が決まると妹の浅田真央にすぐ報告したと言い、「私が舞台に立つなんて『大丈夫なの?』とすごく心配されました(笑)。でも皆さんすごく丁寧に教えてくださるので、初日を無事に終えられたよ、と伝えたいです。絶対観に来てほしいですね」とコメント。劇中にはアリスが跳び箱を跳ぶシーンも用意されており、池谷が「6、7段は跳んでもらわないと。これから稽古です」と言うと、浅田は「小学校のとき以来跳んでないので……がんばります!」と、不安そうな顔を浮かべながらも意気込んだ。
「マッスルミュージカル~ふしぎの国のアリス~」は、3月5・6日に東京・天王洲 銀河劇場にて上演。
サムライ・ロック・オーケストラ「マッスルミュージカル~ふしぎの国のアリス~」
2016年3月5日(土)・6日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場
総合演出:池谷直樹
出演:池谷直樹、渡辺翔史、吉田有希、川西隆由樹、坂井絢香、山城秀彬、浅田舞 ほか
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- 元フィギュアスケート選手、現在スポーツキャスターで活躍する浅田舞さんが東京公演でアリス役に出演決定! | サムライ・ロック・オーケストラ SAMURAI ROCK ORCHESTRA
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浅田は、出演が決まると妹の浅田真央にすぐ報告したと言い、「私が舞台に立つなんて『大丈夫なの?』とすごく心配されました(笑)