恩田陸の小説「夜のピクニック」が音楽劇に、主演は茨城出身の吉川友

恩田陸の同名小説を原作とした音楽劇「夜のピクニック」が、9月に茨城・水戸芸術館ACM劇場にて上演されることが決定した。

一昼夜をかけて約70kmの道のりを歩く水戸第一高校の伝統行事「歩く会」をモデルに描き、第26回吉川英治文学新人賞と第2回本屋大賞を受賞した原作「夜のピクニック」。音楽劇では演出を深作健太が務める。主演は、舞台となる茨城県出身の吉川友、共演に剣幸が決定しており、その他のキャストは3月に水戸で行われるオーディションで決定する。吉川は「やるとなったら実際に自分でもコースを歩いてみたいです！ そしてその大変さや、ゴールした時の達成感を生で感じ、それを舞台に生かしていければと思います」と意気込みを見せている。

なお同公演は、茨城に縁のあるアーティストを支援する「未来サポートプロジェクト」の第8弾として行われる。

吉川友コメント

出身地でもある茨城県の水戸第一高校が舞台の「夜のピクニック」。
小説や映画を観ていて大好きな作品の一つだったので、今回、舞台化のお話を頂いた時物凄くビックリしました。やるとなったら実際に自分でもコースを歩いてみたいです！ そしてその大変さや、ゴールした時の達成感を生で感じ、それを舞台に生かしていければと思います。演出は何度もご一緒させていただいている深作健太さん。また、これからオーディションで決まる他の出演者さんと共にみんなで力をあわせて完走してみせます！水戸芸術館も非常にキレイな会場で、今からとても楽しみです! 是非観に来てください！