三浦大輔の「裏切りの街」ドラマ化、舞台版で描かれていない結末も

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三浦大輔が作・演出を務めた舞台「裏切りの街」が、本人監督のもとオリジナルドラマ化。2月1日より動画・映像配信サービスの「dTV」にて配信されている。

「裏切りの街」より。左から寺島しのぶ、池松壮亮。

「裏切りの街」より。左から寺島しのぶ、池松壮亮。

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舞台「裏切りの街」は2010年にパルコ劇場にて上演。田中圭が演じる無気力なフリーターと、秋山菜津子演じる貞淑な専業主婦による、密会の日々が描かれた。

ドラマ版ではフリーター役を池松壮亮が、主婦役を寺島しのぶが演じ、舞台版で松尾スズキが演じた夫役は平田満が務める。主題歌には舞台版と同じく、銀杏BOYZの「ピンクローター」が使用されている。

配信にあたり、三浦がステージナタリーに寄せたコメントは以下の通り。

監督・脚本を務めた三浦大輔。

監督・脚本を務めた三浦大輔。[拡大]

三浦大輔コメント

寺島しのぶさんは2015年上演の舞台「禁断の裸体」でご一緒した際に、初めてとは思えないはくらい演技に対する価値観に共鳴でき、素晴らしい出会いだと感じ、その後すぐ「裏切りの街」の制作依頼があったので、僕からオファーさせて頂きました。
池松くんとは、過去に舞台と映画で2度ご一緒しており、僕の周りにいる俳優さんの中では1番信頼を置いています。自分が原作である「裏切りの街」には思い入れも強いので、僕の価値観を最も理解してくれている彼にしか主演はまかせられないと思ったからです。
(舞台作品をドラマ化するにあたって)作品のテーマは全く変えず、役者の演技に対する要求も舞台の時と同じものを求めました。脚本や演出に関しては、舞台と違ってその場のロケーションやシチュエーションが見えるので、その状況を最大限に生かしたシーンを撮影するようこだわりました。また、舞台を上演した際に主人公2人の物語を更に突っ込んで描きたいという想いがあったので、今回の映像化では舞台版で描かなかった結末を付け加えて完結させました。
舞台では2人の距離感をお客さんの想像力に委ねましたが、ドラマ版ではしっかりと自分がイメージしていたロケーションで描きました。舞台の脚本も実際の街を思い浮かべて書いたので、ある意味原点に戻った感じですかね。

※動画は現在非公開です。

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「裏切りの街」

2016年2月1日(月)~
全6話 一挙配信(総尺:140分) 4K配信対応 ※R15作品

監督・脚本:三浦大輔
主題歌:「ピンクローター」銀杏BOYZ 
出演:池松壮亮寺島しのぶ平田満、中村映里子、落合モトキ、佐藤仁美

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読者の反応

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

“フリーター役を池松壮亮が、主婦役を寺島しのぶが演じ、舞台版で松尾スズキが演じた夫役は平田満が務める”/三浦大輔の「裏切りの街」ドラマ化、舞台版で描かれていない結末も - https://t.co/YHteuoGO00

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