舞台人は日々どんなファッションで稽古に挑んでいるのか?ステージナタリーのコラム「ケイコレ」では、本番に向けて日々稽古場に足を運ぶアーティストが、自身の稽古着姿を数日間にわたって披露する。
第84回では、愛らしいルックスと、コメディエンヌとしての素質を併せ持ったヨーロッパ企画の
Day1
劇中で少し動きの激しいシーンがあるので、動きやすいロングTシャツとジャージーです。 以前共演した久保史緒里ちゃんが稽古でいつもロンTを着ていて、それが楽そうだしすごくかわいくて。それに倣って私も基本ロンTで稽古をするようになったんですけど、同じようにはなりません。当たり前だ。
Day2
間違い探しみたいになっていますね。
代わり映えしなくてごめんなさい。1日目も2日目も、言っちゃうと3日目もCommon NounというメーカーのロングTシャツです。楽ちんだしゆるっとしたイラストがかわいらしいし、気に入っています。
Day3
もう間違い探しということにします。
このジャージーは劇団の先輩、西村直子さんからのおさがりで、前回の本公演の千秋楽にいただいたものです。今回ご一緒している天野はなちゃんから「それかわいいね」と褒めてもらえました。
稽古着におけるこだわりは?
動きやすいこととシャカシャカ音がしないことです。
こだわりはあまりないのですけど、ハマったらそればかり着るので一時期はワイドパンツばかり集めてはいていました。今は見ておわかりのようにロンTです。
「稽古着おしゃれだな!」と思う共演者は誰ですか?
平原テツさんが基本的にセットアップのジャージーを着ていらして、それがすごくカッコいいです。今の稽古場、皆さん稽古着がとても素敵なんです。私は私服も稽古着もダサいとよく言われるので、稽古着を素敵に着こなす人に憧れます。
いつか手にしたい憧れの稽古アイテムは?
ルルレモンのセットアップトレーナーが憧れです。
カッコいいしかわいいし肌触りもとても良いそうです。
でもカッコよすぎて、私が着たらちょっと浮きそうです。なので、いつかルルレモンのセットアップが似合うようになりたいです。
舞台「もはやしずか」で特に注目してほしいのはどんなところ?
自分が正しいと思っていることが、ほかの人に当てはまらないということが多々あります。逆もまたありますよね。そんなもどかしさや、苦しさが否応なく押し寄せてくる舞台だと思います。でもそこから何か見つかればいいなと。ものすごい方々と同じ舞台に立てる幸せを噛みしめつつがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。
プロフィール
1995年、京都府生まれ。2021年の第40回公演「九十九龍城」よりヨーロッパ企画に入団。近年の舞台出演作に、ハイバイ「ヒッキー・カンクーントルネード」、「夜は短し歩けよ乙女」「『アルプススタンドのはしの方』高校演劇ver.」、こまつ座「日本人のへそ」。6月に「M.バタフライ」の出演が控える。
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ヨーロッパ企画【公式】 @europe_kikaku
中川に続き、
#藤谷理子 の稽古着を
取材していただきました✍️✍️
皆さんも間違い探し
してみてください👀🌱
そんな藤谷が出演させていただく
舞台「#もはやしずか」が
明日4/2より開幕です💃
何卒です🙏🌈
#ステージナタリー #ケイコレ https://t.co/ESAaneHqkl