ステージナタリーの稽古着コレクション、略して「ケイコレ」。本連載では、舞台本番に向けて稽古に勤しむアーティストたちが、お気に入りの稽古着を紹介する。
第64回に登場するのは、
Day1
「大パルコ人(4)マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』」Tシャツです。
着ているだけで楽しかった日々が蘇る効果があります。
Day2
ふと、もうすぐクリスマスだなあ、と思い選んで持って来ました。
楽しい気分になるかと思ったのですが、鏡で目に入るたびに変な図案だなあ。と思ってしまいます。
Day3
自分のレーベル・SLENDERIE RECORDとサンリオがタッグを組んだTシャツです。気に入っています。
パティとジミーに気付いてくれた人、皆さんにこれまで褒めていただいてます。
稽古着におけるこだわりは?
えーーーー、なんでしょう?
特に思いつきませんが、汗をかいたら着替えることを面倒くさがらないように心がけています。
なので多めに持って行くのがせめてものこだわりです。
「稽古着おしゃれだな!」と思う共演者は誰ですか?
熊谷真実さんは舞台上で着替える場面もあって衣裳替えが多いのですが、ワンピースの場面では実際にワンピースを着て稽古していらっしゃいます。
そのワンピースがとてもグラフィカルでオシャレです。
いつか手にしたい憧れの稽古アイテムは?
普段からカバンは大きなものを買いがちなのですが、稽古期間中はさらに大きなカバンの登場が多くなります。
ポケットの数や位置、色や素材など、これがベスト!というものを見つけたいです。いえ、作りたいです。自分で作るのに憧れています。
こまつ座「雪やこんこん」で特に注目してほしいのはどんなところ?
昭和28年暮れの大衆演劇の一座の物語です。
今まで使ったことのないような言葉がセリフで出てきます。
言っていて楽しいので、お楽しみいただけるようがんばりたいです。
旅公演もたくさんあります。
お客さまに少しでも笑っていただけるように熊谷さんを中心にみんなで心を合わせてがんばります!
プロフィール
1972年、大阪府生まれ。1992年に吉本新喜劇オーディションを経て、お笑い芸人として吉本興業に所属。2000年にはシングル「ナンダカンダ」で歌手デビューし、同年「NHK紅白歌合戦」に初出場した。俳優としてさまざまなテレビドラマ・映画に出演。舞台では近年、NODA・MAP「贋作 桜の森の満開の下」、愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」、ミュージカル「ビッグ・フィッシュ」、「大地(Social Distancing Version)」「大パルコ人(4)マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』」「いきなり本読み! in 東京建物 Brillia HALL」などに出演した。2022年4・5月にCOCOON PRODUCTION 2022「広島ジャンゴ 2022」、7・8月に舞台「ゲゲゲの鬼太郎」への出演を控えている。
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