ケイコレ〜稽古着ファッションをお届け〜 Vol.56 [バックナンバー]
スウェットからスカートまで、スタイリッシュにはきこなす愛原実花
みなこは新しいバックパックを探し中
2021年11月15日 18:00 3
アーティストたちはどんなファッションで稽古に臨んでいるのか? ステージナタリーが送る演劇人の稽古着コレクション、略して「ケイコレ」では、普段あまり見られない彼らの稽古場での姿をご紹介。稽古中のアーティストに数日間の稽古着姿を披露してもらい、ファッショニスタな共演者、いつか手にしたい稽古アイテム、公演の見どころなどを教えてもらう。
第56回には、天真爛漫な性格で、観客のみならず俳優仲間からも愛される“みなこ”こと
Day1
最近はスウェットコーデが流行っているので、汗をそんなにかかない稽古の日は、そのまま着替えずに帰れるくらいのシンプルなデザインや色の稽古着を選ぶことが多いです。
Day2
パンツスタイルからスカートに代わるなど、衣裳のバリエーションが多い公演のときは、場面ごとにスカートをすぐ脱ぎ着できるようにスリムなレギンスをはくこともあります。
Day3
宝塚在籍時に使っていた稽古用スカートはすべて後輩にあげてしまったので、退団後しばらくしてバレエ用品店でスカートを買いました。スッキリしたシルエットが気に入っています。
稽古着におけるこだわりは?
シンプルで動きやすいものを選びます。待ち時間が長いときは、汗をかいたあとなどに急に寒くなったりするので、上着やソックスなど体温調節ができるものも持ち歩きます。
いつか手にしたい憧れの稽古アイテムは?
汗をかくことを考えて、稽古場には数枚の着替えをいつも用意しているので、どうしても荷物が大量になってしまいます。
たくさん荷物が入るお気に入りのバックパックが傷んできてしまったので、軽くて使いやすい新しいものを探しているところですが、なかなか見つかりません。
舞台「ドン・カルロス」で特に注目してほしいのはどんなところ?
シラーの傑作「ドン・カルロス」に挑戦できることをとても幸せに思います。4時間におよぶ原作戯曲のエッセンスを凝縮し、16世紀の作品の時代から普遍的な“家族”というテーマに焦点を当てた演出がとても魅力的なので、ぜひ劇場に足をお運びください。
プロフィール
1985年、東京都生まれ。2002年に宝塚音楽学校へ入学。2004年に雪組公演「詩劇『スサノオ-鎖国の魁(さきがけ)-』」「グランド・レビュー『タカラヅカ・グローリー!』」で初舞台を踏み、雪組に配属される。2008年、「ラブ・ロマンス『君を愛してる-Je t'aime-』」の新人公演で初めてヒロインを務めた。2009年に雪組トップ娘役に就任。2010年、トップスターの水夏希と共に宝塚歌劇団を退団した。近年の出演作に、舞台「魔法使いの嫁 老いた竜と猫の国」、新装紀伊國屋ホールこけら落とし公演「新・熱海殺人事件」(ゲストヒロインとして出演)、PAT Company ミュージカル「眠れぬ森のオーバード」などがある。
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