赤塚不二夫

アカツカフジオ

1935年9月14日、旧満州国に生まれ。本名は赤塚藤雄(読み同じ)。1956年、貸本マンガ「嵐をこえて」でデビュー。石ノ森章太郎や藤子不二夫をはじめ多くのマンガ家が住んだアパートトキワ荘に移り住み本格的に活動をはじめる。1965年「おそ松くん」で第10回小学館漫画賞を受賞。翌年にはテレビアニメ化され大ヒット。以降も「天才バカボン」「ひみつのアッコちゃん」などの人気作を連発、主要作品のほとんどはテレビアニメ化された。バカボンのパパ、ニャロメ、ケムンパスなどの人気キャラクターを数多く生み出し、「シェーッ!」「これでいいのだ」などのギャグは流行語となった。1998年に紫綬褒章を受章。2003年、東京都青梅市に「青梅赤塚不二夫会館」がオープン。天真爛漫でシャイな人柄は多くの人から愛され、タレントのタモリをはじめ芸能人との交友関係も幅広かった。1998年に食道がんの手術のあと2002年、検査入院中に脳内出血を起こし、長い闘病生活をおくっていたが、2008年8月2日に肺炎のため死去。享年72歳。