松田正隆
マツダマサタカ
1962年長崎県出身。マレビトの会代表。立命館大学在学中に演劇活動を始め、1990年に京都で劇団・時空劇場を結成。1997年の解散まで全作品の作・演出を手がける。1996年に「海と日傘」で岸田國士戯曲賞、1997年に「月の岬」で読売演劇大賞作品賞、1998年に「夏の砂の上」で読売文学賞を受賞。2003年より拠点を京都に移し、演劇の可能性を模索する集団・マレビトの会を結成。2012年に再び拠点を東京に移した。主な作品に「cryptograph」「声紋都市 —父への手紙」、写真家・笹岡啓子との共同作品「PARK CITY」、「HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会」「アンティゴネーへの旅の記録とその上演」など。また2013年から2016年に「長崎を上演する」、2016年から「福島を上演する」と、それぞれ3年がかりのプロジェクトを実施した。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。