お笑いナタリー Power Push - 臨死!! 江古田ちゃん
鳥居みゆきが語る 初主演ドラマの裏側
主題歌のレコーディング
──このドラマの主題歌は鳥居さんご自身が歌われました。どんなところに気をつけましたか?
どのタイミングで水飲んだらカッコいいかとか。そういうのをちょっと気をつけました。
──「ヘリウムガス吸引バージョン」「大宴会バージョン」など、主題歌にはいろんなバージョンがありますが、どれが一番お気に入りですか?
いっぱいやったけど、やっぱり最初のオリジナルですかね。いろいろしなきゃよかったみたいな。マネージャーの小林さんのバージョン(コバラップバージョン)とかあるんです。小林さんは、私と小島よしおと掛け持ちでマネージャーやってるんですけど、小島との仕事でちょっとチョンボしちゃって、「謝りに行かなきゃいけない」って言ってるところを引き止めてまで歌わせました。
──あははははは(笑)。
なのにちょっと明るいラップで。なんかこだわり見せて「もう1回いいっすか?」って。早く謝りに行きなさいよと思いました。
──その情報をインプットした上で特典映像を見るといいですね。原作者の瀧波ユカリ先生もレコーディングに立ち会われたようですね。
はい、すっごいノリノリでしたよ。でも、先生が編集長か誰かに「早く原稿描いてください!」って言われてるところばっかり見ました。「次の作品早く描いてください! 何日までな」とか言われてて、「うわっ、怖い!」と思いました。
──収録したエピソードの中で一番好きなエピソードは?
もう5年前ぐらいに撮り終わっちゃったんで全然覚えてないですね。でも悲しいやつあったな。寂しい終わり方の回は好きです。瀧波先生のマンガも、最後がいつも切ない。あれ、好きです。あれが核心を突いていると思って。「でも、今はひとりなんだよ……」って終わるエピソードがあって、私の単独ライブの「再生」に構成がすごく似ているんです。
──今回の経験というのは次の単独ライブや、次に作るコントとかに……。
はい、はいはい! 生かされないと思います。
──生かされないですか(笑)。これはこれで。
これはこれだから。はい、別モノで。私は私の考えがあるので。演技するという面とかね、「いつでも脱げるよ」みたいなノリはね、役に立つと思いますけど。
──わかりました。今回のDVDは特にどんな人に見てもらいたいですか?
やっぱりこう言ったらあれなんですけど……DVDの機械を持ってる人に見てもらいたいなとは思います。
──持ってない人は?
ちょっと、がんばってくださいね……。
今後チャレンジしたいのは「砂の女」
──では、今後チャレンジしてみたい原作のマンガや小説は?
私、「砂の女」(安部公房原作、1964年に勅使河原宏監督により映画化)が好きで。「砂の女」って岸田今日子さんがやられてたじゃないですか。DVDも持ってるんですけど、岸田今日子さんのあとは私しかいないってずっと思っていたので、そこちょっとどうにかなりませんか! 絶対私やるべきです! やっていいと思う!「砂の女」の岸田今日子さんの後釜には私がいます!!
──はははは(笑)。では、お笑いナタリーでも微力ながら太字にして(笑)。
「砂の女」もちょっと脱いでるんですけど、私、また脱ぎますから! もうこれでわかってもらえると思うんで、お願いします。
──ありがとうございます。ほかに何か言い残したことは?
言い残したことはいっぱいありますよ。子ども手当についてとか、今の政治についてとか、八百長問題とか言いたいこと山ほどある。カンニング事件とかね。でもね……あとでメールします。
──わかりました、メールお待ちしております(笑)。ありがとうございました。
瀧波ユカリ原作による人気マンガを鳥居みゆき主演で実写化したコメディドラマの3枚組DVD-BOX。運命の出会いを求めてさまざまな男性と一夜を共にするフリーター・江古田ちゃんの波乱に満ちた毎日を綴る。全12話収録。特典映像では、未放送エピソードと瀧波ユカリによる特別描き下ろしエピソードのほか、撮影裏やレコーディング風景に密着したメイキング映像も見ることができる。
(C)瀧波ユカリ/講談社 (C)臨死!! 江古田ちゃん製作委員会
鳥居みゆき(とりいみゆき)
生年月日:3月18日
出身地:秋田県
所属:サンミュージックプロダクション