大阪チャンネル「千原ジュニアの居酒屋たこしげ」|すっぴんの芸人を見てほしい 千原ジュニアが語る超自然体な新番組

紅しょうが・熊元プロレスの恋愛話

──「居酒屋たこしげ」で話してみたい人はいますか?

千原ジュニア

全然知らない後輩もいいんですけど、大阪にずっと根付いている先輩と東京で飲むことがないので、そういう方々にも来ていただけたら面白いのではないかと思います。あとはトークの中で「こんなおもろい奴がいるんです」「こんな変な奴がいますよ」みたいな話題が出たら、「じゃあ、ちょっと電話して呼んでみようや」って招集するのもいいですね。東京の渋谷でそれをやろうと思ったら、みんなあっちこっち遠いところ住んでいるからできないんです。でも大阪だと、芸人たちがミナミを拠点に活動しているからできる。チャリで10分、15分くらいのところにほとんどの芸人が住んでいますから。

──なるほど。「居酒屋たこしげ」が衝撃的な若手芸人と出会える場所になったら面白いかもしれないです。今までも「たこしげ」で初めて会った芸人さんはいたんですか?

後輩が後輩を「たこしげ」に連れてきてそれが初めての出会いだった、みたいなことは結構ありました。昔からコバ(ケンドーコバヤシ)とか、(サバンナ)高橋とか、陣内(智則)とかと「たこしげ」に行って、それぞれが後輩連れてきたりとかしていて。千鳥の大悟は「たこしげ」が最初でしょうし、ミサイルマン西代も高橋が連れてきた奴やし。

──印象に残っている出会いはありますか?

後輩は先輩との出会いをすごく覚えているんでしょうけど、意外と先輩は後輩のことをいまいち覚えてないんですよ(笑)。出会いではないですけど、板尾(創路)さんから「お前いつも行ってる店あるみたいやけど、そこ行ってみようか?」って言われて「たこしげ」に行って、いろいろな話を聞かせてもらったのは思い出深いです。あと、つい先日なんかは紅しょうがっていう……。

千原ジュニア

──女性コンビですよね。

そうです。紅しょうがの熊元プロレスと、ビスケットブラザーズの原田っていう奴と3人で飲みました。

──お二人ともだいぶ後輩ですよね。意外すぎる組み合わせです(笑)。どういった会話をするのでしょうか?

熊元プロレスの恋愛話を聞かされるという(笑)。

──(笑)。ジュニアさんはどういったテンションでそれを聞いているんですか?

俺も酔っ払ってよう覚えてないんですけど、相談というか「好きな人がいて」みたいなことを言っていたので、「へーそうなんや」って。「たこしげ」のマスターも会話に入ってきて。本当に普通のテンションです(笑)。

お化粧していないすっぴんの芸人を見てほしい

──「たこしげ」でオススメのメニューはありますか?

だし巻きは必ずといっていいほど頼みます。あとは赤ウィンナー、とろろ焼き、じゃこねぎポン酢。じゃこねぎポン酢は文字通り、じゃこにネギぶっかけた上にポン酢をかけただけで、頻繁に頼むメニューの1つです。それと焼きカレーっていうラザニアとかグラタンに近い感じのカレーがあって、それも好きです。

──特にお気に入りを1つ挙げるとしたら?

千原ジュニア

マスターが自家製の味噌を作っているんですけど、それを使った味噌汁とか味噌鍋。味噌があるときしか頼めないレアメニューなんですけどオススメです。あるとラッキーみたいな。

──収録中に「たこしげの料理は大したことない」みたいなことを言っていましたが、それは本当ですか(笑)。

もともとバイトでやっていた人だったので、最初はそこまで料理に興味なかったみたいです(笑)。でも俺らが行きだした頃よりは料理のクオリティが上がっています。

──なるほど、画面に映る料理にも注目してみます(笑)。では最後に、改めて番組のアピールポイントを教えてください。

お酒を飲みながら観てもらえば、芸人と飲んでいるみたいな気分を味わってもらえると思います。誰一人として構えていないので、お化粧していないすっぴんの芸人たちが見られると思います。ホンマに普段飲んでいる感じと、温度から何まで全部変わらずなので、リラックスしながら観てもらえたらうれしいです。

「千原ジュニアの居酒屋たこしげ」
「千原ジュニアの居酒屋たこしげ」

大阪チャンネルにて2018年2月12日(月)配信スタート

出演者 千原ジュニア

千原ジュニア
千原ジュニア(チハラジュニア)
1974年3月30日生まれ。京都府出身。1989年に実兄・せいじと千原兄弟を結成。