ナタリー PowerPush - オリエンタルラジオ中田&ジャルジャルインタビュー よしもとNSC&YCC特集
オリエンタルラジオ中田とジャルジャルが語る よしもと芸人生み出すNSC&スタッフ養成YCCの魅力
NSCと大学生活は両立できる
──印象的な授業はありますか?
福徳 ちゃんと出席してたのは発声です。滑舌を鍛えるのは、ちょっと楽しかった。
後藤 演技やダンス、人前に立つときの姿勢や歩き方を教える授業もありました。あとは授業でネタを作って見せる、という習慣が作れるのがいいです。
中田 学校でいう国語や算数という主要な教科は、ほぼネタなんですよ。あとの時間は図工のような。とはいえ、トレンディエンジェルの斎藤さんも同期なんですけど、ダンスの授業でやたらと表現力が高かった(笑)。そういう授業は、ネタで目立てない人が頭角を現す入り口になるかもしれません。
後藤 中間発表や卒業公演もありましたね。
中田 他事務所の養成所との対抗戦もありました。実戦でライブさせてもらえるのは、ありがたかったです。ライバルが現れると燃えます。
後藤 お客さんの前に出てナンボ、なんですよ。いくら授業に出て褒められても、お客さんの前に出たら、めっちゃスベったりする。お客さんの前で1回やるだけで、授業何十回ぶんの価値があるんちゃいますか?
──オリラジさんもジャルジャルさんも、コンビで入学されていますが、1人で入学しても大丈夫でしょうか?
中田 最初の頃は、1人でいる人たちが相方を探すために、カップリングの時間がありました。僕は「相性の合う奴がいなかったらどうするの?」って思うから、怖いです。はんにゃとかフルポンとかトレンディとか、ほとんどそうでした。ほとんどが1人での入学でした。
福徳 僕らも1人で入る勇気はなかったです。
中田 でも相方を探してる人は多いので、安心して入ってきていいんじゃないでしょうか。
──大学生活とNSCとの両立は難しいと感じましたか?
福徳 NSCに入って、大学を休学したり辞めたりする人もいますけど「いやいや、もったいない! ちゃんと両立できるから!」と思います。どっちも行くべきや、と。これは強く言いたい。
中田 NSC側も未来ある若者の道を絶ちたくない。お笑い1本で行くリスクはエグいので、保険は絶対にかけておいたほうがいいです。大学や会社との両立は意外とできますよ。
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2015年4月入学生募集中
- 吉本芸能総合学院(NSC)
- 第3回募集締め切り:2015年3月13日(消印有効)
- よしもとクリエイティブカレッジ(YCC)
- 第4次募集締め切り:2015年3月31日(消印有効)
- よしもと沖縄エンターテイメントカレッジ(YOEC)
- 願書受付締め切り:2015年3月31日(消印有効)
ジャルジャル
左/後藤淳平(ゴトウジュンペイ)
1984年3月20日生まれ。大阪府出身。NSC大阪校25期生。
右/福徳秀介(フクトクシュウスケ)
1983年10月5日生まれ。兵庫県出身。NSC大阪校25期生。