ネタに登場した
オリジナルソングのタイトル一覧
- 燃やそう(高校生のくせにECOの歌つくる奴)
- 一日(平気で電話出る奴)
- 夕焼け(タツヤとジョージ~霧吹き~)
- 産声(タツヤとジョージ~ヒゲ剃り滑らし~)
- 太陽(才能ありそうな奴)
- 夕暮れ時(サビにたどり着かん奴)
- 永遠の愛(海よりのバックコーラスな奴)
- 魂(立って歌う曲か、座って歌う曲かの判断鈍い奴)
- 夕暮れ(立って歌う曲か、座って歌う曲かの判断鈍い奴)
- 鎖骨骨折ロックンロール(立って歌う曲か、座って歌う曲かの判断鈍い奴)
- 手をつなごう(立って歌う曲か、座って歌う曲かの判断鈍い奴)
- トム・クルーズこんにちは(立って歌う曲か、座って歌う曲かの判断鈍い奴)
- 口づけ(立って歌う曲か、座って歌う曲かの判断鈍い)
- くしゃみ全開(立って歌う曲か、座って歌う曲かの判断鈍い)
- うさぎロックンロール(立って歌う曲か、座って歌う曲かの判断鈍い)
- 俺の人生(オーディションで死ぬ奴)
- ジュセールの彼方に(幻想的なライブする奴)
- エンドレス・メモリー(小声シンガーと口ぶるシンガーの奴)
- 3年3組 卒業おめでとう(最終日にウィー!!って言う奴)
- 2人(指間違えてる奴)
- 強い結び目(「やわらこーうとてるやん」って言う奴)
- 日差し(「やわらこーうとてるやん」って言う奴)
- 悪魔の産声(ライブ中に口挟む奴)
- 小川のせせらぎ(ライブ中に口挟む奴)
- 星空の数だけ(正直者やけどヤバい奴)
- 背中で守るもの(正直者やけどヤバい奴)
- 体を重ねて(地声良いのに歌声普通の奴)
- 思い出(気持ちで歌わせる奴)
- 我羅DA者(タイトルと曲のバランス合ってない奴)
- 千義伽藍(タイトルと曲のバランス合ってない奴)
- 海の向こうに(タイトルと曲のバランス合ってない奴)
- 奇跡の帯広(帯広の景色を想像させる歌手に反発する奴)
- 帯広の景色は我が心を洗う(帯広の景色を想像させる歌手に反発する奴)
- OBIHIRO(帯広の景色を想像させる歌手に反発する奴)
- 偽り(明るいけど、ほんまは暗い奴)
- 部屋の四隅(明るいけど、ほんまは暗い奴)
- ドーナッツ(明るいけど、ほんまは暗い奴)
- 僕の心の中(キングオブコント決勝でやったネタ「野次ワクチン」をする奴)
- 君と過ごした春、夏、秋、冬(何曲歌っても一曲とみなされる奴)
- 砂浜で熱い恋をした(何曲歌っても一曲とみなされる奴)
- 助走が長いほどに(何曲歌っても一曲とみなされる奴)
- 届かない想いは届く手で(何曲歌っても一曲とみなされる奴)
- 望遠鏡で君の瞳を見た(何曲歌っても一曲とみなされる奴)
- 君のうなじを見つめていたらとうに10日が経っていた(何曲歌っても一曲とみなされる奴)
- 肩たたき(高校生のくせに子供っぽい歌を作る奴)
- お風呂(高校生のくせに子供っぽい歌を作る奴)
- 虫歯(高校生のくせに子供っぽい歌を作る奴)
- バッドメモリー(高校生のくせに子供っぽい歌を作る奴)
- ピーマン(高校生のくせに子供っぽい歌を作る奴)
- 枯れゆく道(高校生のくせに子供っぽい歌を作る奴)
- Loving Dance(K-POPアイドルとしてデビューさせられる奴)
- 夢(扇風機の前で歌う路上ミュージシャンな奴)
- 夢(オーディションで口パクする奴)
- 太陽(オーディションに妹を連れてくる奴)
- 空の下で(機嫌が歌に出る奴)
- 埃の塊(機嫌が歌に出る奴)
- 稲妻(機嫌が歌に出る奴)
- 長い季節(ずんずんべんべらぼんの奴)
- 分別(ECOの歌で歌手デビューする役者な奴)
- 剥がす(ECOの歌で歌手デビューする役者な奴)
後藤
メロディのバリエーションがないので、歌えば歌うほど、どんどん同じ旋律の曲が増えていくんです。2人とも歌うメロディが大体一緒(笑)。
高校時代から後藤と2人で謎の歌を口ずさんでいたので、そのときのメロディとリズムの感覚が体に刻み込まれているんでしょうね。
福徳
ネタに登場した
架空のお笑いコンビ名一覧
- パワージャングル(関東出身のツッコミ下手な奴)
- ドラマティックゼロ(先生やめてお笑い目指す奴)
- パワーピーチ(漫才に賭ける奴)
- ブラックデビル(シュールなネタしそうな奴)
- 大食いソムリエ(気づかないうちに痩せてた奴)
- Lセグメント(漫才中、横柄な奴)
- 食後のお嬢様(くすぐりたい奴とネタ入りたい奴)
- なかよしっぱな(なかよしっぱなな奴)
- モンスターペアレンツ(3分の漫才を1分に縮める奴)
- 赤道直下(実はそっちがネタ作ってる奴)
- まどろみ(路上でやるには向いてない漫才する奴)
- マッスルマッスル(漫才中に気絶しちゃう奴)
- プリンセスは蚊帳の外(ツッコミに抑揚ない奴)
- 握りこぶしはいかがですか(笑ってる客に「セコい」って言う漫才師な奴)
- マウンテンバイク通学(本番で声震える奴)
- 食パン先生(相方が作ったネタ理解できへん奴)
- 一目散に帰りますよ(ショートコントの終わるタイミング悪い奴)
- かかと(ツッコミが1個多い奴)
- サテライトマジック(減量中のボクサーとコンビ組んでる奴)
- 応援団男子(応援団男子っていうお笑い芸人の奴)
- ペースオブスペース(客ウケだけは凄そうな漫才台本を書く奴)
- キューティー♡キャンディ(どっちかに彼氏できたことがきっかけで、解散しそうな女漫才師な奴)
- バックキャップ(「なんじゃい」としかツッコまん奴)
- 獅子丸(理由があってツッコミの声が小さかった奴)
- とんでもない日々(漫才アレルギーな奴)
- どすこいフロッグ(無理矢理、キャラつけてる漫才師な奴)
- ツーミッション(両者、不満を抱えた漫才師な奴)
- リップモーニング(10年後に見たら「あの頃は下手やったなぁ」と思う、ツッコミ方をする奴)
- ハッスルマン(キャラどんどん濃くなる芸人な奴)
個人的には「握りこぶしはいかがですか」がめちゃめちゃ好きです。「まどろみ」も。
福徳
後藤
「プリンセスは蚊帳の外」もいいなあ。「バックキャップ」はNSCにいそう。
実際にNSCにいたコンビから拝借したのもあります。「獅子丸」は養成所時代の同期です。最初の挨拶もパクってますからね(笑)。
福徳
後藤
「どれかに改名するとしたら」と考えたらどれもキツいなあ。イメージが湧かなさすぎる。
「食パン先生」はまだ悪くはなさそうな気がします。
福徳
後藤
強いて言えば「マウンテンバイク通学」かな。
つい見てしまう芸人はランジャタイとフースーヤ
──ここまでデータを見てきましたが、ご自身でこのように集計して分析することはありますか?
後藤 1回もやったことないです(笑)。
福徳 そういうことをしないから人気のない変なキャラを頻繁に登場させてしまうんですけど(笑)、それが僕らの短所でも長所でもあると思っていて。視聴者のリアクションにはあまり左右されず、ただ好きなネタをやるように心がけています。
──手応えと実際の再生回数は比例していましたか?
後藤 まったくしないです。そもそも「これは伸びるやろな」という予想をすることもなくて、フラットな気持ちでネタをアップしています。
──これだけ膨大なネタがあると、テレビ用、ライブ用、賞レース用と選ぶのも一苦労なのでは?
福徳 ネタ番組に関しては昔から「チョイスミス」と言われることは多いです(笑)。
後藤 僕らの中では「これやろ!」っていう王道を持ってきているつもりなんですけど、やっぱりズレがあるんでしょうね。
福徳 最近は番組側の人に選んでもらっているので、前ほど「チョイスミス」と言われなくなりました。賞レースだと、「M-1グランプリ」は完全に大会用のネタを作っていて、「キングオブコント」は単独ライブで「これ、なんかいいウケやな」「ひょっしてこれいけるんちゃうか」と手応えを感じたものを選んでいます。
──お二人がそれぞれ好きなネタの傾向は?
福徳 自分がツッコミになっているときのネタが単純にやっていて面白いです。視界が“ボケの人を見る景色”になるので。変人になっている後藤を間近でずっと見ていられるし、責任感もあんまりない(笑)。「腹殴る奴」という僕が一方的に殴られ続けるネタがあって、そのときの僕の目線から見た後藤は相当おもろいです。
後藤 僕は人間味のある失敗をするキャラクターのネタが好きですね。「当日、声枯れる奴」という大事な本番で声が枯れる漫才師のネタがあって、福徳の声が枯れる演技はどうしても笑ってしまいます。一発目の「はい、どうもー」が枯れているのはわかっているのに耐えられない(笑)。
──自分たち以外のネタだとどのようなものが好きなのかも気になりますが、そもそもお二人は普段、ほかの芸人さんのネタをチェックすることはありますか?
福徳 YouTubeで必死こいてチェックすることはないけど、劇場に出たときは、あべこうじさんからフースーヤまで幅広く見ます。
後藤 ほかの方のネタは劇場で一緒になったときくらいしか見る機会がないです。芸人ってお笑いファンだった人とそうじゃない人に分かれると思っていて、僕らは後者でお笑いにはもともと全然詳しくないんですよ。劇場でネタを見るときも、チェックするというよりはエンタテインメントとして楽しんでいます。お金を払わないと見られないものを袖から見るってかなりの贅沢じゃないですか。
──では他事務所の芸人さんのネタを見る機会はほとんどない。
後藤 あまりないですけど、何かのきっかけで見たときに「めっちゃおもろい!」って思うことはあって、そういう人がほかの番組やライブに出ているとつい見てしまいます。
──最近そういう芸人さんはいましたか?
後藤 ランジャタイは、イベントで1回一緒になったときにすごくおもろいなと思って、それからはチャンスがあれば見るようになりました。あの2人のネタってかなりめちゃくちゃですよね(笑)。
福徳 僕はずっとフースーヤ。前から「ほかの芸人とちゃうな」「すごいな」とは思っていたけど、最近見たらますますエグくて! 今、すごいことになってるんですよ。衣装さえ変えたらもっと売れるんちゃうかなと思っています(笑)。
8000本達成したら大きめのセレモニーをやりたい
──最近上がったネタだと「ニュークラウンのヤン・メイリンと結婚した奴」が新しいパターンだなと思いました。
後藤 出た!(笑) これは僕もすごく好きなネタです。
──「実在の英語の教科書に登場するキャラクターと結婚する」という設定は衝撃的でした。どのように作ったネタなのでしょうか?
福徳 大学生の頃に書いていたネタのメモの中にあったんです。後藤と中学時代の英語の教科書が「NEW CROWN」だったという話になって、その流れで書いたんだと思います。「Yang Meiling」の発音しない「g」を頭の中で「メイリング」って読んでいたことって全員覚えてるんちゃうかと。“あるあるネタ”に近い感じでメモしていましたね。
後藤 コメント欄には「『NEW HORIZON』のほうを使っていた人は置いてけぼり」という声もありました(笑)。
──お話を聞いていると、屁の思い出や「NEW CROWN」のエピソードなど、お二人で共有した体験がネタの元になっていることが多いように感じました。後藤さんと福徳さんがそれぞれ口ずさむオリジナルソングのメロディが似ているのも、同じ音楽を聴いていたからなのでしょうか?
福徳 聴いていたアーティストは違うんですけど、好きな歌の系統は似ていました。ヒット曲ではない感じの、ちょっとマニアックないい歌。2人とも好きだったのがチューリップで、CDを貸し借りしながら聴いていました。
後藤 ネタに登場するオリジナルソングがフォークソング的な優しいメロディになっているのはその影響かもしれないです。
福徳 高校生のときに「ロンリネス・タイム」っていう曲を2人で作ってよく熱唱していて。それを数学の先生に聴かせて「いつかこれをテレビで歌います」と言った記憶があります。実際に「ロンリネス・タイム」はジャルジャルのネタに登場するので、オリジナルソングの歴史は高校時代に始まっていたようなものです。
──長い歴史があるんですね(笑)。「JARUJARU TOWER」もスタートしてから3年以上が経ちました。8000本のネタをアップするというゴールに対して、現時点の心境はいかがですか?
福徳 思いのほか、いける気がしてきました。
──終了予定が2039年と聞いて本気かボケかわからなかったのですが、最初はどれくらい本気だったのでしょうか。
福徳 本気ですよ。社員さんが「単純計算で8000本くらいネタあるんちゃいます? 言うたったらいいんですよ!」と強気だったのをそのままゴールに設定したんですけど、最初も今もできると思っています。
後藤 「絶対やりきるぞ!」というよりは「続けていたら到達するでしょ」という感じです。最近はネタを上げることが日常になって、現段階で何本上げているかも把握しなくなってきたし、「8000本いかなかったらヤバいな」という焦りも特にないです。
福徳 最初は視聴者の方々も「冗談やろ」と思っている感じが伝わってきていたんですが、今は「ほんまに8000本上がるんちゃうんか」と信じ始めていると思います。前よりも視聴者と両想いの状態で8000本に向かっている感じ。でも最終的に何人が残ってるんやろ……。
後藤 もし達成できたら大きめのセレモニーをやりたいです。せっかくなので。
──動画のコメント欄では8000本目がどうなるかを予想するコメントも見かけます。
福徳 ありますね(笑)。それどころか明日のネタが何かを毎回予想してる人もいますよ。一向に当たらないんですけど、それに対して「がんばれ!」「明日こそ当てろよ!」みたいなコメントをしている人がいて、実はそれを見るのが楽しみだったりします。
後藤 ネタサロンの会員さんで「後藤が変な奴」「福徳が変な奴」「両方変な奴」の割合を集計して、そのグラフを毎月送ってくる人もいます。「今月はこの割合でした!」みたいな(笑)。
※記事初出時、「エグセグメント」と記載していた架空のお笑いコンビ名は「Lセグメント」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
2021年6月8日更新
こうやって見るとすごい量ですね。ファンの方々からは「どの曲もメロディがほとんど同じ」というコメントが付くのですが、何も意識せずに心を無にして歌うと、あのメロディが出てきます。
福徳