竹山さんのすべての感情が出てます

──まずはこの番組の見どころをそれぞれ語っていただければと。

河本　基本はタイトルのとおり、竹山さんがやりたいと思ってることをザキヤマと河本が全力でサポートする部分を見ていただきたいなと。

ザキヤマ　なんて言うんですかね、「果汁100％」みたいな。いわゆる「竹山100％」の混じりっけなしの竹山さんがここに詰まってると思うんですよね。

河本　そこにコップと氷があると思ってもらえば。

ザキヤマ　ただそれだけのことだよね。うん。僕たちが、それを飲むための入れ物であったり、冷やすものであったり……。

竹山　やりたいことがやれてないよ、全然！ 本当にやりたいことがやれてない、この番組。

ザキヤマ　まあちょっとね、今こっちでインタビューやってますから。

竹山　俺もやってんだよ！

──あはははは（笑）。

ザキヤマ　竹山さんって、やっぱりキレるイメージが強いと思うんですよ。キレるのもそうなんですけど、かわいい部分、ずるい部分、やらしい部分とかが、このDVDに全部出てます。

河本　ワンパターンで竹山さんがブチ切れるだけの番組だと思ってもらったら、それはちょっと困りますね。喜怒哀楽もすべて出てますから。

ザキヤマ　うれしいもあるし、怒りもあるし。

河本　笑いだけがないんですけどね。

竹山　それが一番困るんだよ。喜怒ばっかじゃねえか。

ザキヤマ　喜怒が過度に出ちゃってる。

竹山　朝ロケ始まったときは「喜」で始まるよ。でもすぐ「怒」に変わる。

河本　朝イチは「喜」で来るんですね？

ザキヤマ　「喜」で入ってきたことあんまりないじゃないですか？

河本　前日から「怒」ですよ。で、収録後に悔しくてまた寝れない。

ザキヤマ　あははははは（笑）。

メガネの正面叩くんじゃないよ

──各DVDのサブタイトルにも入っていますが、この番組からは名言が次々に出てきますね。

ザキヤマ　いやもう名言の宝庫。今日だって、また名言が生まれましたし。節々で名言を生み出しますよね、竹山さんは。

河本　今日の収録で一発目に出た名言は、「メガネの正面叩くんじゃないよ」。

ザキヤマ　そうですね（笑）。

河本　「メガネ」の説明はいらないんじゃないかっていう話にもなりましたけど。もう「正面叩くな」だけでいいんです。

竹山　だって、メガネの正面じゃないかよ！

河本　そうなんですけど、「正面叩くんじゃないよ」でわかるんですよ。

竹山　横から叩く場合もあるじゃないかよ。

河本　あはははは！（笑）

竹山　メガネを大事にしろっていう話だよ！

ザキヤマ　メガネを大事にしろっていう話なんですか？

河本　そういう話？

竹山　「メガネがあるんだから殴るんじゃねえよ」って話ですよ。

ザキヤマ　つまりなんですか？

河本　つまり？

竹山　つまりメガネの正面を殴るんじゃねえってことですよ。

ザキヤマ　殴るとどうなるからですか？

河本　はははははは（笑）。

竹山　どうなる!?

ザキヤマ　メガネ、バーンって叩いたら、竹山さんがどうなるんですか？

竹山　痛いでしょうよ！ 面倒くせえなあ、もう！

「イジられ筋」の発達

──どの回も面白いんですが、基本的にみなさんの体力がすごいなと。あれだけ長時間イジってイジられて。

ザキヤマ　ああー。

河本　これはやっぱり主役の体力が半端ないんですよ。

竹山　いやいやいや。

河本　竹山さん、いくつですか？

竹山　41。

河本　41のパワーじゃない。見ていただいたらわかりますけど、考えられないです。尋常じゃないです。

ザキヤマ　2本撮りの2本目の僕と河本さんの当たりが、竹山さんに対して強すぎるんじゃないかっていうね。1本目で掘り下げちゃってるだけに、2回目の収録は、もっと行っちゃうから。

河本　2本目がかなり厳しい状態になるんですよ。

ザキヤマ　だからこの2本目終わり、ご本人の体力って言ったら……。

河本　半端ない。これはすごいですよ。

ザキヤマ　これ本当によく河本さんと喋るんですけど、「あの人よく現場来るな」っていう。

竹山　俺とも喋れよ。

ザキヤマ　「あの体力すげえな」みたいな。

河本　やっぱりこれだけイジられると相当な体力使うと思うんですよ。

ザキヤマ　いやだから、「イジられ筋」みたいのが異常に発達してる。

竹山　「イジられ菌」って言うな。

ザキヤマ　だからその筋肉ね。わからないですよ、僕らも。どこに「イジられ筋」があるのかわからないですけど。

河本　ちょっとちょっと……。ばい菌の「菌」だと思ったでしょ？

竹山　筋肉の「筋」って思ってたよ！ はじめから！

河本　いや絶対違う。

竹山　筋肉の「筋」って思ったよ。

河本　気付いたんですね、すぐ。

ザキヤマ　最初は違いましたね？

河本　最初はばい菌のほうだと思ったけど？

ザキヤマ　違う温度を感じたんでしょうね。早めのアップデートですね。

河本　早めのね。

竹山　んー……。そうだよっ！

ザキヤマ・河本　あははははは（笑）。

河本　いや竹山さん、尊敬してます。

ザキヤマ　竹山さんすごい。

河本　毎回来てくれなきゃ番組が始まらないんですから。