お笑いナタリー PowerPush - ゴッドタン マジ歌フェスティバル
DVD「マジ歌フェスティバル2012」完成 ゴッドタン出演者が明かす舞台裏
「マジ歌フェス2012」新キャラ“オネムリン”誕生秘話
──「マジ歌フェスティバル2012」がDVD化されるということで、あらためて振り返っていただけますか?
劇団ひとり これ、ファンじゃないとわかんない世界だよね。特に「オネムリンって何?」っていう。
松丸友紀 それぞれのキャラクターを知らないと、なかなかついていけないですよね。
小木博明 司会するこっちも本人に聞いてみないとわかんないんですよ、どんなキャラなのか。
矢作兼 時々あるじゃないですか、友達がお笑い大好きで連れて来られたパターン。そういう人たちは本当に楽しんでるのかなって。一応、説明としてちょっとは言うんですよ、みんなが知ってるようなことも。でもマジ歌フェスに来てくれる人たちは番組ファンがほとんどだよね。
──そのオネムリンも新キャラとして話題になりました。
矢作 オネムリンはね、そんなにキャラが固まってないんですよ。深いこと聞いてもね、よくわからないんです(笑)。
ひとり そうなんだよね(笑)。ツッコまれるまでよくわからなくて。トシムリンでオネムリンでしょ。「“トシ”の部分を残さないとダメだ」っていうのをね、言われてハッとしましたよ。“ムリン”残し。“ムリン”の要素は1つも入ってない。
──どういう経緯でオネムリンが誕生したんですか?
ひとり これはね、実はリハーサルのときまでトシムリンだったんです。で、シバタリアンもやるし、じゃあちょうどおっぱいついてるから、トシムリンも女残しでオネムリンでいいんじゃないかと。
矢作 なるほど。
小木 そういうことか。
松丸 今知りました。
ひとり 衣装を急きょ用意してもらったんです。だからこれシバタリアンと同じおっぱい。
矢作 ただドッキングしただけなんだね(笑)。
ひとり という風に聞いてます。
──おぎやはぎさんも歌いたいですか?
矢作 いやこれは出たくなりますよ。みんなほんとに気持ちよさそうな顔するんですよ。
小木 ライブはね。
矢作 もう(ダイノジ)大地くんなんてニヤニヤしながら歩いてるから。「気持ちよかった」って。
小木 いやあれは気持ちいいでしょうねー。あんな声援、お笑いライブじゃありえないですもん。
矢作 打ち上げなんてミュージシャンの打ち上げみたいになってますよ。だから歌ったら気持ちいいなっていうのは知ってるから、歌いたくはなりますけどね。
──歌いたいということをスタッフの方に言ったことはないんですか?
矢作 ないですね。これといって何ができるわけではないんで。小木はね、いいかもしれないけど。
小木 確かにね、僕はまあいいと思うんですよ。ただちょっとここまでのレベルにはいけないですよね。みんな楽器もできるし、うまいしね。コーラスくらいだったらいいですけど。
本当にいい歌を歌いたいという欲求がふつふつと
──一みなさんの一番好きなキャラは誰ですか?
小木 大地くんはいいですね。ヒロコが登場するんだろうなって思いながら見てて、本当に登場する気持ちよさ。ライブって、ああいう演出がすごく心地いいんですよ。鳥肌立つんです。
矢作 僕はサービスブランド。イメチェンしてからはあんまり好きじゃなかったんですけど。曲がね、元々の方が好きだったから。
小木 曲がいいんだよね。
矢作 よくあると思うんですよ、ミュージシャンって。いろいろ手を出してみるけど、結局初心に帰ると。そういうのが今回見られましたね。
ひとり 僕も小木さんと一緒で大地くんでしたね。圧倒的にしびれました。普通にカッコいい。
小木 そう、カッコいいんだよね(笑)。
ひとり マジ歌って最初、「マジ歌と言いつつ、マジ歌じゃねえじゃねーか」っていうところだったのが、一周してきて、今結構マジ歌に戻ってきてるんですよ。ほんとにマジでいい歌を歌われるとグッときちゃうんです。だから大地くんの歌聴いたあとで歌うの恥ずかしかったですよ。「なんだこの歌」って思いながら、悔しくて(笑)。
矢作 歌じゃないもんね(笑)。
ひとり ここでもう腹割って話すと、僕はキャラ先行で考えてるから、歌が一番最後なんです。そこが本末転倒になってたところが恥ずかしいというか。本当にいい歌を歌いたいという欲求がふつふつと。大地くんのを聴いたあとにラップにハマり始めちゃって。今CDを買い始めてます。
矢作 Zeebraさんとか買ってるの?
ひとり そう。スゲーZeebraさん聴いてるよ。「Street Dreams」すげーいい。
松丸 私はL.A.COBRA。秋山さんと三浦のおじさんの、あの音楽の新しい可能性!
矢作 すげーちゃんと見てるわ(笑)。
松丸 私、今木曜日に「木曜8時のコンサート」っていう演歌の番組をやってるんですけど、演歌を歌う三浦のおじさんとL.A.COBRAのコラボレーションが素晴らしくて、心打たれました。かなりクオリティの高いライブだったと感じてます。
矢作 角ちゃんのバンドも、よりいい歌を作ろうって。
小木 すごいよな。曲も多いし、角ちゃんだけでライブできるくらいになってますもんね。
矢作 だって角ちゃんはCDデビューしてるんだから。カラオケにあるんだから。
ひとり もしマジ歌のコンピとか出るんだったら俺の歌は入れないでほしい……恥ずかしい。
矢作 音だけで聴かれるとね。
ひとり っていうか、大地くんに普通にデビューしてもらいたい。アルバム聴きたい、大地くんの。
矢作 あとトップバッターの日村さん。ひたすら女心を歌ってますよね。どんどん気持ち悪くなってると思います。
出演者
おぎやはぎ / 劇団ひとり / バナナマン / 東京03 / ロバート秋山 / フットボールアワー後藤 / 森三中・大島、黒沢 / ダイノジ大地 / 松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)
収録内容
<本編>「まさかのマジ歌フェスティバル2012」(東京・メルパルクホール 2012年1月12日開催)
<特典映像>「ジェッタシーはダサぁない!ホンマはカッコええんやでー対決!」「小木の前説オーディション」「マジ歌ライブの爆笑裏側!密着ドキュメント」
<封入特典>24Pマジ歌ブックレット
<キャンペーン>DVD「ゴッドタン マジ歌フェスティバル2012」発売記念! HMV春の大感謝祭!!
概要:期間中、対象商品を20%OFFで販売
期間:2012年3月31日(土)~2012年4月15日(日)
対象店舗:HMV全店(HMV ONLINEは除く)
対象商品(品番)
「ゴッドタン 第2弾:MAJIUTA THE LIVE 完全版」(TXRS0002)
「ゴッドタン 第3弾:キス我慢選手権レジェンド」(TXRS0001)
「ゴッドタン 第4弾:再放送禁止!フルスイング傑作選」(MNTS11002)
「ゴッドタン 第4弾:芸人マジ歌選手権レボリューション」(MNTS11001)
「ゴッドタン 第5弾:キス我慢選手権フォーエバー」(TXRS0003)
「ゴッドタン 第5弾:R-18解禁!ストイック暗記王&傑作選」(TXR0004)
「ゴッドタン 第6弾:キス我慢選手権ファイナル」(TXRS0005)
「ゴッドタン 第6弾:絶叫のカオス傑作選」(TXRS0006)
「ゴッドタン 第7弾:芸人マジ歌選手権フリーダム」(TXRS0007)
「ゴッドタン 第7弾:衝撃のモンスター傑作選」(TXRS0008)
「ゴッドタン 第8弾:芸人マジ歌選手権ビッグバン」(TXRS0009)
「ゴッドタン 第8弾:キス我慢vs照れカワ 恋するバラエティーパック」(TXRS0010)
※収録内容、仕様などは変更の場合あり。
プロフィール(左から)
松丸友紀(まつまるゆうき)
1981年5月13日生まれ
テレビ東京アナウンサー
劇団ひとり(げきだんひとり)
1977年2月2日生まれ
太田プロダクション所属
おぎはやぎ小木博明(おぎひろあき)
1971年8月16日生まれ
プロダクション人力舎所属
おぎやはぎ矢作兼(やはぎけん)
1971年9月11日生まれ
プロダクション人力舎所属