お笑いナタリー PowerPush - ゴッドタン マジ歌フェスティバル
DVD「マジ歌フェスティバル2012」完成 ゴッドタン出演者が明かす舞台裏
お笑い芸人が自作の"マジ歌"を披露する「ゴッドタン」(テレビ東京ほか)の名物企画「芸人マジ歌選手権」。ここから実際にCDデビューを果たした東京03角田をはじめ、バナナマン日村、劇団ひとり、ロバート秋山らが毎回予測不能かつインパクト絶大な楽曲を次々に発表し、注目を集めている。
同企画はテレビ番組の枠を超えてライブイベントにまで発展。2009年の日本青年館、2011年のZepp Tokyoに続き、今年2012年1月には東京・メルパルクホールにて「マジ歌フェスティバル2012」が開催され、まもなくその模様を収録したDVDが発売される。
今回お笑いナタリーでは、「マジ歌フェス2012」に登場した主要キャラクターを一挙紹介。さらに、番組でもおなじみの佐久間宣行プロデューサー立ち会いのもと、レギュラーのおぎやはぎ、劇団ひとり、テレビ東京・松丸友紀アナウンサーに話を訊き、マジ歌フェスの舞台裏を語ってもらった。
取材・文 / お笑いナタリー編集部 撮影 / 中川有紀子
「マジ歌フェスティバル2012」キャラクター図鑑
このページでは、「マジ歌フェスティバル2012」に登場する主要キャラクターを一挙掲載。2007年5月2日の第1回「マジ歌選手権」から皆勤で出演し続けているメンバーから、初お披露目のキャラクターまで、それぞれの“これだけは押さえておきたい”ポイントを解説する。
バナナマン日村
オネエ系のメイクや奇抜な衣装、口調を武器に、いつも出落ち的なインパクトを提供しつつ、主に女子目線からの甘酸っぱい恋心をギターやキーボードを駆使して歌う。第9回では蜂の扮装で「ヒム子」全開となった。登場するたびに女子度が徐々にアップしており、「どんどん気持ち悪くなってる」(矢作)との指摘も。
- 初登場
- 2007年5月2日(第1回)
- オンエア登場回数
- 9回(皆勤)
東京03角田
ときに長渕剛を彷彿させる男くさい歌いっぷりと、プロ級の演奏力、悲哀に満ちた歌詞を武器とするマジ歌の象徴的存在。プロダクション人力舎の大竹マネージャーをはじめ、ギターの川崎さん(一般人)、ドラムの同番組チーフカメラマン・風間さん、スタッフ総出のコーラス隊など「角田バンド」の厚みは増す一方だ。
- 初登場
- 2007年5月2日(第1回)
- オンエア登場回数
- 9回(皆勤)
大竹マネージャー
プロダクション人力舎に勤務し、東京03を担当していたこともある実際のマネージャー。角田の演奏にキーボードやベース、リコーダーなど多彩な方法で参加するマルチプレイヤーでもある。クールな風貌と裏腹の情熱的なプレイで、本来は主役であるはずの角田を凌ぐほどの人気者に。03のスケジュール確認をさせても楽しい。
- 初登場
- 2009年1月2日(第5回)
- オンエア登場回数
- 5回(第5回~第9回)
ダイノジ大地
B-BOY風の立ち振舞いで迫力のマジラップを披露するマジ歌の新星。「バイトに行くかどうか悩んでいる」というリアルでちっぽけな日常を描いた歌詞を、恋人・ヒロコとの掛け合いで歌い上げる。第9回ではバイト先の後輩・安部くんとラップでディスり合い、今回のライブでは新しいバイトの後輩・上野くんと激しいバトルを展開。
- 初登場
- 2011年1月2日(第8回)
- オンエア登場回数
- 2回(第8回、第9回)
ヒロコ
ダイノジ大地の恋人。不思議な空気感をまとってステージに出現する。ひとたび歌い始めると、美しく伸びやかな歌声で、大地にひたすら「バイト行きなさいよ」とせかし続ける。大地、安部くんとのコラボ曲「一緒に行こう」は、小倉優子をして「お金払っても3人のライブ行きたい」と言わしめたほどの完成度を誇る。
- 初登場
- 2011年1月2日(第8回)
- オンエア登場回数
- 2回
サービスブランド(レジ打ちOL)
まみ(森三中・大島)とゆうこ(森三中・黒沢)のガールズユニット。関東学院大学のサークルで知り合いテイチクにスカウトされてデビューした。まみの仕事は「OL、というかスーパーのレジ打ち」とのこと。2人だけの世界で盛り上がるガールズトークは観る者を困惑させる。発表された2曲はともに評価の高い本格派。
- 初登場
- 2009年6月21日(第6回)
- オンエア登場回数
- 2回(第6回、第7回)
サービスブランド(イメチェン後)
「マジ歌スポットライト」のコーナーでマジ歌に復活したサービスブランド。しかし以前とは所属事務所も変わり、まさかの大幅なキャラチェンジを果たしていた。原色やパステルカラーをベースにしたド派手なファッションと、デレデレとした口調がその特徴。重量級の無邪気なパフォーマンスで一気に新境地を開拓した。
- 初登場
- 2011年9月30日(第9回)
- オンエア登場回数
- 1回
L.A.COBRA(withタイちゃん)
外国人とのセッションが秀逸なロバート秋山のキャラクター。第7回では女性バックコーラス・タイちゃんがフィーチャーされ、日本語とデタラメな英語を織り交ぜた掛け合いでリスナーを魅了した。L.A.COBRAとタイちゃんの距離は徐々に縮まり、「マジ歌フェスティバル」では、ついに夫婦となったことを告白。
- 初登場
- 2010年7月29日(第7回)(L.A.COBRAとしては第5回)
- オンエア登場回数
- 2回(L.A.COBRAとしては全5回)
L.A.COBRA(with演歌歌手・三浦さん)
「日本人なら日本人の心を忘れるなと言ってる奴がいる」とL.A.COBRAに紹介されて登場した、L.A.COBRAの親戚「三浦さん」。一見ただのおじさんだが、いざ歌い始めると実に見事な歌唱力。演歌調のメロディや歌詞でL.A.ロックとの融合を実現しつつ、とどめはコブシを効かせて「♪ローション」。
- 初登場
- 2011年9月30日(第9回)
- オンエア登場回数
- 1回
シバタリアン
柴田理恵うりふたつの人魚。劇団ひとりの人気キャラクター「トシムリン」の息子・チビムリンの母でもある。独特のダミ声で、エロい歌詞のダジャレソング「魚女の憂鬱」を艶かしく披露。スタジオ共演者がその身体の構造に興味を示す中、衣装をめくっておっぱいポロリを披露する大胆サービスにも躊躇はない。
- 初登場
- 2011年9月30日(第9回)
- オンエア登場回数
- 1回
オネムリン
田原俊彦をモチーフとした劇団ひとりのキャラ「トシムリン」はマジ歌史上最大級の伝説となったが、オネムリンはその実の姉。トシムリンを踏襲した完成度の高い特殊メイクで「マジ歌フェスティバル」に出現し「トシムリンは餅をのどに詰まらせて死んだ」などと吹聴しつつ、弟の名曲「抱きしめてイムハタ」を熱唱した。
- 初登場
- 2012年1月12日(マジ歌フェスティバル)
- オンエア登場回数
- 1回
出演者
おぎやはぎ / 劇団ひとり / バナナマン / 東京03 / ロバート秋山 / フットボールアワー後藤 / 森三中・大島、黒沢 / ダイノジ大地 / 松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)
収録内容
<本編>「まさかのマジ歌フェスティバル2012」(東京・メルパルクホール 2012年1月12日開催)
<特典映像>「ジェッタシーはダサぁない!ホンマはカッコええんやでー対決!」「小木の前説オーディション」「マジ歌ライブの爆笑裏側!密着ドキュメント」
<封入特典>24Pマジ歌ブックレット
<キャンペーン>DVD「ゴッドタン マジ歌フェスティバル2012」発売記念! HMV春の大感謝祭!!
概要:期間中、対象商品を20%OFFで販売
期間:2012年3月31日(土)~2012年4月15日(日)
対象店舗:HMV全店(HMV ONLINEは除く)
対象商品(品番)
「ゴッドタン 第2弾:MAJIUTA THE LIVE 完全版」(TXRS0002)
「ゴッドタン 第3弾:キス我慢選手権レジェンド」(TXRS0001)
「ゴッドタン 第4弾:再放送禁止!フルスイング傑作選」(MNTS11002)
「ゴッドタン 第4弾:芸人マジ歌選手権レボリューション」(MNTS11001)
「ゴッドタン 第5弾:キス我慢選手権フォーエバー」(TXRS0003)
「ゴッドタン 第5弾:R-18解禁!ストイック暗記王&傑作選」(TXR0004)
「ゴッドタン 第6弾:キス我慢選手権ファイナル」(TXRS0005)
「ゴッドタン 第6弾:絶叫のカオス傑作選」(TXRS0006)
「ゴッドタン 第7弾:芸人マジ歌選手権フリーダム」(TXRS0007)
「ゴッドタン 第7弾:衝撃のモンスター傑作選」(TXRS0008)
「ゴッドタン 第8弾:芸人マジ歌選手権ビッグバン」(TXRS0009)
「ゴッドタン 第8弾:キス我慢vs照れカワ 恋するバラエティーパック」(TXRS0010)
※収録内容、仕様などは変更の場合あり。
プロフィール(左から)
松丸友紀(まつまるゆうき)
1981年5月13日生まれ
テレビ東京アナウンサー
劇団ひとり(げきだんひとり)
1977年2月2日生まれ
太田プロダクション所属
おぎはやぎ小木博明(おぎひろあき)
1971年8月16日生まれ
プロダクション人力舎所属
おぎやはぎ矢作兼(やはぎけん)
1971年9月11日生まれ
プロダクション人力舎所属