アンケート結果から

優勝したかしていないか、開始何時間で脱落したか、など実際の結果にかかわらず、積極的に攻撃を仕掛けていく芸人に人気が集まった。視聴者が認めるのは勝ちよりもその場の笑いを優先できる芸人なのかもしれない。またボケそのものだけでなく、ボケに対する芸人たちの反応、その場の空気感、そして出場者には聞こえていない松本人志のコメントを含めて楽しんでいるファンが多い。バトルの結果に注目しながらも、追い込まれた10人の芸人それぞれが「面白いとはなんなのか」に立ち向かうさまを映し出すのが「ドキュメンタル」の見どころといえそうだ。

松本人志が語る「ドキュメンタル」とパイロットシーズン

「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル Documentary of Documental」

シーズン1よりも前に実施されていた「ドキュメンタル」パイロットシーズン。このたび、「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル Documentary of Documental」と題して松本人志の貴重なインタビュー映像と共に公開された。パイロットシーズンの出演者はニューロマンスおにぎり、スリムクラブ内間、とろサーモン久保田、バッドボーイズ清人、東京ダイナマイト・ハチミツ二郎、シャンプーハットこいで、森三中・大島、ロバート秋山、トレンディエンジェル斎藤、板東英二。「ドキュメンタル」始動のために必要だった、まさに実験の場で何が起こっていたのか。また、松本人志のインタビューでは「ドキュメンタル」構成の高須光聖、総合演出の小松純也が聞き手を担当。「面白いとはなんなのか」の答えの片鱗が語られている。このほかシーズン1から3の出演者が「ドキュメンタル」の難しさや印象的だったシーンなどを回想する。予告されているシーズン4の配信前に、ファンは本作のチェックをお忘れなく。