「憧れてたんです」ポイズン吉田＆益子漫才、テンポ感上々

今週8月31日（土）、新宿・ルミネtheよしもとにて、POISON GIRL BAND吉田の漫才ライブ「POISON吉田が5人と漫才」が開催。昨日27日に吉田とU字工事・益子の初めてのネタ合わせが行われた。

4回目を迎える同ライブで今回吉田の相方に選ばれたのは、益子のほか、笑い飯・哲夫、スリムクラブ真栄田、マキシマムパーパーサム・つよし、東京ダイナマイト・ハチミツ二郎。吉田と益子はこれまでまったくと言っていいほど会話を交わしたことがない間柄だったという。打ち合わせ場所はルミネの楽屋で、緊張気味の益子に、まずは吉田が考えてきたネタの台本を渡した。「さっと読んで終わりなんですけどすみません」と吉田が恐縮し読み合せをしようとすると、益子は「ほんとにすぐ読み始めるんですか!?」とあまりのスピーディさにビックリ。しかし、初めてとは思えないほど、2人とも息ピッタリで、淀みなくあっという間に1回目の読み合せが終了した。ネタは、U字工事の色を活かした栃木ネタで、途中2人とも笑ってしまう場面も。吉田は「完璧です」と満足な様子で、益子も「めちゃめちゃ面白いですね」と嬉しそうだった。その後吉田は「セリフ言いやすいように変えてもらって大丈夫です」と言うと、益子は「1点だけ」と、自分にとっての埼玉と栃木の関係性を説明。若干台本を修正し、再度読み合わせをしてこの日の打ち合わせは終了した。

吉田に益子を選んだ理由を聞いてみると、「やっぱり上手な人で、好きで、やっぱり面白い人だと。僕、YouTubeでいろんな人の漫才を見るんですけど、U字工事だけ2、3時間見たりしてて。だからすごく嬉しいです。ほんとに技術がすごいっていうか」と説明。益子は「いやいやいや、なんなんですかこれ！ やめません？」と照れまくっていた。その益子は吉田に対して「ずっと見てました。ほんとに見てました」と告白。「M-1グランプリ」の活躍を見て、「自分も出たい」という気持ちが高まったという。そんな相思相愛の2人だが、たまにライブで一緒になった際にも、互いにシャイで話しかけられず。今回の初共演となった。

ネタについては「すごく難しかったです」と語った吉田。「簡単に書こうと思えば、栃木対東京でよかったんですけど、それだと僕が栃木のことを悪く言わなきゃいけなくて、口げんかになっちゃうから、そういうことしないように」と言うと、益子は「優しい！」とその心遣いに驚き。また吉田の父が茨城出身であることから、栃木に対して「そんなに遠い存在じゃない」という言葉も。また、2人のテンポ感について益子は「すごくやりやすかったです。相方の福田はぎこちなかったり間が悪かったりするので、絶対1回じゃこんなに合わないんですよ」と悩みを告白。「ほかのコンビの早いテンポ見て憧れてたんです」と夢が叶った様子だった。チケットは各プレイガイドにて発売中。果たしてどのような漫才となっているのか。いつもと違う益子のテンポをぜひ生で観てみよう。

POISON吉田が5人と漫才

日時：2013年8月31日（土） 19:00開場 19:30開演
会場：新宿・ルミネtheよしもと
料金：前売2000円 当日2300円
出演者：POISON GIRL BAND吉田　ゲスト：笑い飯・哲夫 / スリムクラブ真栄田 / マキシマムパーパーサム・つよし / U字工事・益子 / 東京ダイナマイト・ハチミツ二郎　MC：アホマイルド坂本

■POISON吉田が5人と漫才＠ルミネtheよしもと