タレントのはからい盛り沢山、西行寺合流のタレントツアー

昨日8月25日、1泊2日ツアー「ロシアンモンキー川口とツアーに行こうツアー!! vol.5 ～参加芸人人数過去最高！慕われちゃって慕われちゃって～」が終了した。

“超敏腕マネージャー”西行寺光（ポテト少年団・菊地）不在でスタートした24日。代わりの新人マネージャー西園寺（ポテト少年団・内藤）と西（ポテト少年団・中谷）がしっかりとタレントを護衛しつつ、男性ファン、ロシアンモンキー・すーなか、LLR、ミルククラウン竹内、ライスとともに、一行は茨城・ふれあいの里でBBQやアウトドアを楽しんだ。

先輩マネージャー西行寺の目を離れ、のびのびツアーを楽しんだ西園寺と西だったが、2日目は朝からガッカリムード。まず全員バスに乗車し大洗駅まで西行寺を迎えに行くが、急な雨で出発が遅れたため竹内が「時計を見ながら待ってるんじゃ」と脅すと、西は「あー指で時計をトントンするやつね」と苦い顔をしてみせた。その西は西行寺が来るまで車中で最後のハイテンションが爆発。大いにボケて大いに車中を笑わせた。ところが駅に着いてもなかなか西行寺が姿を見せず、西園寺は「遅刻か!? 説教だな！ 俺はしないけど……」と少し強気に。まずは西が説教の練習をすることになり「ないわー。見てみ？ 何人待ってんの？」とたどたどしい説教を披露した。

そこに現れた西行寺は、まさかのバカンススタイル。しかも古めの帽子をかぶった姿に、「おじさんやっちゃってますね!!」「インディジョーンズ!?」と全員大爆笑となった。バスを見つけて乗り込んできた西行寺は「ちょっとどうしたんですか？ 僕オフいただいて、大洗で祭りがあるって聞いてやってきたんですけど」と素知らぬ顔。タレントの隣と後ろに控えていた西と西園寺を見つけると、「どうだい、ちゃんとやってんのかい？」と早速いつもの敏腕マネージャーに戻ってみせた。西は「マイク置いておきますねー」と後部座席にさっさと退散。西園寺はそれまでの絶好調トークがウソのように黙ってしまった。ところが西園寺のケータイが鳴り始めてしまい、「NSCだったら『電子音』ってレポート用紙に50枚欠かされるところだぞ！」と延々西行寺節が炸裂。西園寺は思わず「うるせー！」と口を滑らせてしまった。その後、車中では1日分の遅れを取り戻そうするがごとく西行寺ショーがスタート。“君弟子くん”こと関町のアンケート芸、「報道芸人」で内藤、中谷がしでかした失態エピソード、乗客を罠にかける巧みなトーク術と、いつものタレントツアーが帰ってきた。

この日最初の目的地、潮来・十二橋めぐり遊覧船では5つの船に分かれて乗船。女性船頭さんから潮来の話や歌を聞きながら歴史の面影を堪能した。タレントは西行寺と乗車し、テレビ出演もしたことがあるという話し上手な船頭さんと漫才のようなトークを展開。毒舌続きだった西行寺もこの遊覧船には「これは素晴らしい」と感嘆していた。続いて江戸の町並みが残る佐原で4班に分かれて散策。タレントは地図が読めない西、漢字が読めない西行寺に苦労しながらも、ファンとともに名物の黒い蕎麦・黒切り蕎麦や伊能忠敬会館を堪能したそう。ところがバスに戻ってからのタレントはご機嫌斜め。実はタレント班についてきたファンがなぜかたった4名だったことが判明し、西行寺が「タレントと一緒だと緊張するから」となだめると、ご機嫌を直したタレントは車中でモノマネを披露するなど、西行寺曰く「タレントのはからいが散りばめられている」ファンサービスたっぷりを見せた。

最後は野球部出身のタレントのバッティングを見せるべくバッティングセンターへ。タレントの華麗なバッティングの後は、タレントと高校で同じ野球部だったすーなかがいいところを見せようとするも、まさかの空振り連続。また西はなぜか5球も足に自打球をぶつけるなど、タレント以外はいいとこなしで、最後までタレントが輝く結果となった。帰りの車中では、次回のツアー案を話し合う一幕も。

また、プレゼントをめぐるジャンケン大会では、西行寺が「じゃんけんで抱きしめて、じゃんけんで離さないで」「悩んでしまう僕がいるー、それをあの子が見ていたら、あああー、あああーああー、恥ずかーしくてじゃんけんできない」とノンスモーキンのネタを歌い大喝采。男性ファンたちも一緒に歌いだし大合唱となった。バスが新宿に着くと、タレントから「いろんな行程があって楽しかったですね。また機会がありましたらお越しください。家に帰るまでがツアーです」と挨拶。「よ！タレント！」「タレントありがとう！」と声が上がる中、1年ぶりのタレントツアーは無事終了した。このツアーの模様は＃タレントツアーで参加者がツイート。行けなかった人はぜひチェックしてみよう。