アルファルファとマンブル甦る！バカ爆最終夜「コジ祭り」

昨日8月23日、東京・銀座博品館劇場にて「人力舎お笑いLIVE『バカ爆☆豪華版』～人力舎のことがだいたいわかるバカ爆伝説4days～＠博品館劇場 最終夜『バカ爆豪華版ファイナル 真夏のコジ祭り2013』」が開催された。

4日連続で行われたライブ「バカ爆☆豪華版」もこの日が最終夜。タイトルで「真夏のコジ祭り」が謳われたこともあり、オープニングからアンジャッシュ児嶋がさっそく「コジ祭り」のフレーズで、客席とのコール＆レスポンスを展開した。その傍らにはドランクドラゴンとオアシズ大久保、ゆってぃの姿。本ライブは彼らや相方・渡部によって児嶋が終始茶化され続ける、実に児嶋らしい2時間となった。

ゆってぃが以前組んでいたコンビ・マンブルゴッチの元相方・川村も登場。川村は現在ヒップホップグループ・オトノ葉Entertainmentの一員として活動しており、今回はグループでオープニングアクトに出演した。その後のトークで、ゆってぃと川村が並んでみせ、ドランク塚地も「貴重なツーショット」とコメント。2人を中心とした思い出話などで大いに盛り上がった。

その場の抽選で決められたメンバーが1分間のネタを披露する「スペシャルネタコーナー」では、ネタの順番や、ネタをやる・やらない、といった議題で芸人達が大揉め。それでも児嶋の20年前のピンネタを皮切りに、マンブルゴッチのショートコント「ドラえもん」「ヒッチハイク」、東京03豊本と飯塚が以前組んでいたアルファルファのコント「子供の歌」など、レアなネタが次々と繰り出され、渡部が「児嶋さん以外、ウケちゃった！」と総括した。

前3日の対決を勝ち上がった芸人達によるチャレンジ枠「ワイルドカード」コーナーでは、真空ジェシカ、スパナペンチ、モダンボーイズ、イシクラノオノの4組がネタを披露。この中から優勝者を児嶋が決め、しかも児嶋が優勝者にポケットマネーで賞金を渡す、といった段取りがドランクから提案された。児嶋は不満を漏らしながらも、最終的にはイシクラノオノを「安定感がある。芝居もうまい」とチャンピオンに選定し、1万円を贈呈。さらに児嶋が「四者四様で面白かった」と優しさを見せると、塚地が「じゃあ全員に1万円ずつ渡せば？」と提案したが、これには児嶋も「帰れよ！ もう終わり！」と必死に拒絶していた。

そのほか、ラバーガール、田上よしえ、鬼ヶ島ら多くの芸人によるネタが楽しめたこのライブ。エンディングでは、児嶋が周囲にイジられながらも「コジ祭りを毎年夏の恒例にしたいと思う。また来年！ ありがとうございました！」と威勢よく挨拶し、笑い満載の4日間を締めくくった。