有野課長出演「ゲームセンターCX」映画版、舞台は80年代

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よゐこ有野が出演するバラエティ番組「ゲームセンターCX」(CSフジテレビONE)が既報の通り「ゲームセンターCX THE MOVIE」のタイトルで映画化。先日撮影が開始され、7月22日に都内の撮影現場にて取材会が行われた。

「ゲームセンターCX」の有野課長ことよゐこ有野。

「ゲームセンターCX」の有野課長ことよゐこ有野。

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今年でこの番組は放送開始10周年を迎え、これを記念した「10thアニバーサーリープロジェクト」が先日発表されている。日本武道館公演などさまざまなイベントが続く中、トリを飾るのが番組の映画化。来年2014年早春に全国公開される予定となっている。

物語の舞台は1986年。ゲームを愛する少年・ダイスケ(吉井一肇)と、彼が恋心を抱くクラスメイトのクミコ(平祐奈)が登場する。有野自身も番組と同じく有野課長として出演。ただしこの物語と番組が最終的にどのような形で絡むのかは明かにされていない。

取材会には有野と、本作の蔵方政俊監督、番組の菅プロデューサーが参加。有野は本作の観客動員について、この場で公約を掲げた。それは、動員20万人を超えると「ファン感謝 大たこ焼きパーティー開催」、50万人達成で「ファン感謝クルーズ開催」、さらに80万人で「ラスベガスで挑戦収録」というもの。たこ焼きパーティはどの現場でも行われるという。

映画化企画の発起人でもある菅プロデューサーは「友達の家でみんなでファミコンをしていたときに、ジャンプ(週刊少年ジャンプ)があって、ファンタがあって……という80年代の世界観を、監督にお願いしている」とコメント。蔵方監督は「ドキュメンタリーとドラマの融合。あまり見たことがない映画ができあがると思う」と述べた。

菅プロデューサーは本作を象徴するキーワードとして「借りパク」という言葉を提示している。人から借りたものを返さないまま盗ってしまうことを意味するこの「借りパク」。有野も「相方の濱口に借りパクされた」とコンビならではの実体験を披露した。

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