ゴッドタンメンバー勢揃いで熱弁！映画「キス我慢」前夜祭

本日6月27日（木）、映画「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」の公開を記念した「前夜祭舞台挨拶」が東京・新宿バルト9にて開催され、主演の劇団ひとりをはじめ、おぎやはぎ、バナナマンらが登壇した。

いよいよ明日6月28日（金）に全国公開を迎える本作。前夜祭の本日は、お祭り感あふれる趣向としてタレント陣が涼しげな浴衣姿に身を包んで姿を見せた。松丸友紀テレビ東京アナウンサーがMCを務める中、ひとりは客席のファンを前に「決して映画なんかできる身分じゃないが、足を運んでくれたみなさんのおかげでやってこれた」と番組を代表して感謝の弁。一方でTwitterでこの舞台挨拶のチケットを余らせている人を見つけた少しせつない話や、“スケベなDVD”にまつわる家庭内の危機をアドリブで切り抜けた下世話なエピソードを披露し、会場を大いに盛り上げた。

おぎやはぎとバナナマンはこの映画で、ひとりらキャストのアドリブ芝居をモニタリングする役目。おぎやはぎ矢作は「立場は（観客の）みなさんと同じ。劇団ひとりのすばらしい演技を観ていました。そしてみなさん、ご安心ください。完璧にやってましたよ！ 大爆笑の連続！ これだけハードル上げても大丈夫！」と作品の出来を絶賛し、おぎやはぎ小木は「モニタリングルームという場所が、邪魔かな？ と思ってたら、これがすばらしいシステム！ これからの映画もモニタリングルームを使わなくちゃいけない！」と力説した。

「レギュラーではないけど、よく呼んでもらえるタレントです」と、番組との関わり方をあらためて説明したバナナマン設楽は「こんな映画の撮り方はない。映画史に残る。みなさんは歴史の証人」と冷静に作品を推薦。しかしこの流れでバナナマン日村は「私は主にこの番組で『ヒム子』という役をやっている」と脱線を始め、番組ファンにはおなじみのおネエギャグ「技ありぃー！」を披露した後、何の脈絡もなく藤岡弘、のモノマネでトークを進行し、周囲から総ツッコミを受けていた。

本作で熱演を繰り広げた葵つかさ、紗倉まな、そして特別出演の京本政樹もそれぞれ挨拶し、京本は作品について「新たなジャンル。監督がすばらしい！ ひとり君のアドリブもすごい！」と俳優の立場から熱弁。佐久間監督も「これ一発で撮ったの？ というようなシーンがたくさん。偶然と知恵と勇気で撮った奇跡のような作品」と力強く語ったほか、劇団ひとり、おぎやはぎ、バナナマンの3組について「ADの頃から面白いと思っていた人達と、10年経ってこういうところでご一緒できているのが感動的で嬉しい」と深い思いを打ち明け、矢作から「いいこと言うねぇ」とフォローされていた。