今月5月18日(土)、19日(日)に、東京・博品館劇場にて「
これは、ロバートにとって7年ぶりの本格的なコントライブで、「キングオブコント2011」チャンピオンになってからは初となる。しかし東京・ヨシモト∞ホールで行っている定例ライブ「ロバート企画」では毎月2本の新作コントを制作。さらに、ここでの企画やトークからさまざまなネタも生まれている。「単独って言うとプレッシャーを感じるのでごまかしながら、新ネタは毎月作ってました。以前単独をやったときは、『こんなのはしんどすぎる。そんな簡単にネタ生まれるわけない。ないものはない』って感じでした(笑)」と語ったネタ担当の秋山。「キングオブコントもそうで、あるときは出たし、ないときは出なかったです」とコントに対する潔さを見せた。
現在はこの7年の新作が積もり積もって「やりたいことを削らないといけない」という状態に。さらに、タカアンドトシのネタライブ「タカアンドトシプレゼンツ 新ネタやろうぜ」がきっかけで、放送作家・鈴木おさむから「ネタ面白いから絶対単独ライブやったほうがいい。手伝うから」と声をかけられたことで、「今しかない!」とすぐに単独ライブの開催を決意したそう。この秋山の決意に馬場は「監督がやっと動いてくれましたね。やらないことが気にはなってましたが、『(ネタ作りのために)俺がどんだけ喫茶店で金使ってるかわかってのか』って冗談か本気かわからないことを言われたこともあり、僕らからは言えないので」と笑顔。山本も「そうですね。僕らは役者として呼ばれてますので(笑)。7年ぶりの秋山作品に出させていただけるということで」と顔をほころばせた。しかし、ネタにこだわりのある秋山監督だけに、厳しい稽古も待っており、「7年前は単独ライブのセリフ全部覚えてたわけじゃないですか。でも最近はライブでやっても2本くらいだったので、改めてすっげーセリフ量だなと思って。全然頭に入ってこないんですよ。やばい」と苦笑い。馬場も「キングオブコントのときなんて、秋山から『セリフのキー違う』って言われて録音とかしてて。それが今回8本分も(笑)」と笑うしかない様子だった。
しかし、「7年前のDVDを見て、ここから良くなってないとなって。その違いが出せたらいいなと」(山本)、「キングオブコントのとき相当練習したので、大丈夫かなと。キングオブコントが自信になりました」(馬場)と気合十分。芸歴15年、10年以上続いたレギュラー番組の終了と、現在を「分岐点」と捉えている3人だけに、鈴木から言われたという「ただただコントをするだけじゃなく、発見をして意味のあるものにしていこう」という言葉を楽しみながら実践している様子だ。
ライブでは、これまで「ロバート企画」で披露したネタから厳選したものをさらに練り直して披露。「余分なものをそぎ落として、ロバートっぽいものを凝縮した」という。また、秋山の体モノマネの「エピソードゼロ」のようなネタ、秋山がツッコミという新たな挑戦なども。「今後もずっとコントに何かしら関わっているポジションでいたい」と目標を掲げるロバートの本気が詰まったライブとなりそうだ。チケットは現在発売中。なお、DVD化の予定はないとのことなので、購入はお早めに。
ロバートコメント
山本:プレッシャーもありますけど、なんとかお客さんに喜んでもらえるような、「ああキングオブコントのキングだな」って思われるような日にしたいです。
馬場:ただただ楽しいライブなので、気を張らずに楽しく観に来てほしいです。
秋山:全部たぶんシングルカットされていいネタです。
馬場:ベストアルバム(笑)。
秋山:疲れるくらい濃いコントを用意して待っております。スタミナドリンクを飲んできてください。
山本:やだよそんなライブ(笑)!!
ロバートコントLIVE「週刊少年ロバピオン」
日程:2013年5月18日(土) 17:00開場 18:00開演
5月19日(日) 11:00開場 12:00開演 / 14:30開場 15:00開演
会場:東京・博品館劇場
料金:前売4000円 当日4500円
チケット:チケットぴあ Pコード427-423
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