60組が熱唱&熱演「歌ネタ王決定戦」東京準決勝

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昨日4月23日、東京・赤坂BLITZにて「歌ネタ王決定戦2013 presented by マルハン」の準決勝が開催された。

阿佐ヶ谷姉妹

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エルシャラカーニ

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マキタスポーツ

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歌やリズムを使った「歌ネタ」の頂点を決めるこの大会。4月19日に大阪で行われた準決勝には、キンタロー。GAG少年楽団、藤崎マーケットら37組が出場した。準決勝2日目の昨日、60組が渾身のネタを披露。ギターやキーボード、バイオリンなど使う楽器はさまざま。音楽のジャンルもポップスやエレクトロ、ヒップホップなど多岐にわたり、観客を大いに楽しませた。

この日司会を務めたのはタケト。拍手や声出しの練習をしたほか、袖に控えている出場者の裏話などでも客席を盛り上げた。前半は小島よしおからスタート。強制暗転直前のブザーが鳴るも、お構いなしにネタを全うする。エルシャラカーニは得意の漫才の中に歌の要素を存分に盛り込んだ。ミステリーウーマンfeat.卍は「休日」に関連するヒット曲を大胆に作り変え、雰囲気たっぷりに歌い上げる。ウクレレえいじは絶妙なモノマネを重ねていき笑いを増長。阿佐ヶ谷姉妹はパワフルに動き回り会場を沸かせ、プラスマイナス岩橋も力技のネタを全力でやり切った。

レイザーラモンRGは観客を巻き込みながら「あるある」を披露し、「続きは決勝戦で」と言い残して退場。めおと楽団ジキジキは変わった演奏法とコミカルなネタで会場を愉快な空気に包んだ。そのほかハーフであることを自虐的に歌に込めたぶらっくさむらいや、キーとなるフレーズを繰り返して笑いを誘う湘南デストラーデ、キャラを作りこんできた古坂大魔王など、30組が奮闘。司会のタケトは「全部面白い。CD出してほしい」と絶賛。耳に残る歌ネタも多く、「聴きながら学校や会社行きたいですよね。iPhoneとかに入れて聴きたい」と感想を述べた。

続く後半戦では、極端なフレーズで沸かせた瞬間メタルや、ずば抜けたの歌唱力とキレのある動きを見せつけたエハラマサヒロ、自身の身体的特徴を生かしたユリオカ超特Q、モノマネメドレーを披露した民秋貴也、歌と動きのコンビネーションが抜群の2700などが活躍。どぶろっくが女にまつわる歌で観客を煽ると手拍子が起こった。

電子ピアノと電子バイオリンの女性コンビ・へんてこりんは、聞いただけで何の物語かわかってしまう「あらすじの歌」などオリジナル曲を続々と披露。フリップを使ったマザー・テラサワ、ヒット曲にアレンジを効かせたこがけんにも大きな拍手が送られた。カナリアアメリカザリガニタイムマシーン3号は歌に特化した漫才を披露し、ケチン・ダ・コチンは圧倒的なギターテクを駆使したコントで会場の笑いを誘う。野性爆弾とガリットチュウ福島のユニット・蟲の集いは、シャ乱Qメドレーを軸に独特な世界観を醸し出し観客を魅了した。そしてラストのマキタスポーツによる哀愁漂う弾き語りで、全60組のパフォーマンスは終了した。

なお決勝進出者10組(予定)は、4月27日(土)の「せやねん!」(MBS)放送内にて発表。決勝の模様は5月18日(土)に生放送される予定となっている。

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