昨日4月1日、東京・JFAハウスにて、「Jリーグ20周年記念 特別ショートフィルム『旅するボール』」完成披露記者会見が行われ、
同作は、日本のプロサッカーリーグ「Jリーグ」の開幕20周年を記念して、Jリーグとアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」のタイアップで製作されたもの。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県を舞台に、小学生・小雪が震災で仕事と家をなくしていまだ失意にある父を励ますために、真新しいボールに父へのメッセージを集めていく物語となっている。撮影は、J1・ベガルタ仙台のホームであるユアテックスタジアム仙台でも敢行。主題歌は、仙台在住アーティストであるMONKEY MAJIKが務めている。
平畠は、この作品の中で、智雄という男性役を好演。CSで長年サッカー番組に出演していることもあり、会見でMCを務めた大坂ともおより「サッカー界ではおなじみの」と紹介されると、照れくさそうにしていた。さらに「役者デビューですね?」と訊ねられると、「他の皆さんがいる中で、役者だなんて恥ずかしくて言えませんよ」と謙遜しながらも、「サッカーに関わるお仕事、仙台に関わるお仕事をさせていただいているので、演技のことはわからないながらも楽しくやらせていただきました」とコメント。撮影時には、ベガルタ仙台のサポーターとも触れ合ったようで、「バナナをいただいたり、『飴食べ?』と声をかけられたり、優しくしていただきました。この作品が、Jリーグに足を運んでいただくようなきっかけになれば嬉しいです」と語った。また、「震災当時、仙台のスタジアムへ全国のサポーターから、いろんな物資が運ばれてきた。物資の入った段ボールにはサポーターからのメッセージが書いてあって、捨てられなかったという話を聞きました。今回の作品はこういうお話になりましたけど、スタジアムに来られているお客さん1人ひとりにドラマがあるんじゃないかなと思いました」と真面目な話も。それに対して大坂から「おふざけなしですか?」とツッコまれると、「僕はおふざけが苦手なんです!」と開き直っていた。
そのほか会見には、日本プロサッカーリーグの大東和美チェアマン、SSFF&ASIA代表の別所哲也、同作の監督である大川五月、キャストの西畑澪花、神尾佑、中嶋朋子も出席。サッカー観戦が初めてだったという神尾が「盛り上がりがすごかった。自然と興奮してきて、なんで俺はサポーターの歌を知らないんだろうと思ってしまったくらいだった」と話すと、平畠は大笑い。「僕も、普段はメインスタンドでの観戦が多いので、サポーター席はこういう感じに見えているのかと勉強になることも多かった」とサッカーキャスターらしい視点で語っていた。
「旅するボール」は、2013年5月23日から6月8日まで、都内にて開催される「ショートショート フィルムフィルムフェスティバル & アジア2013」でプレミアム上映される。詳しくはオフィシャルサイトにて。
平畠啓史のほかの記事
タグ
リンク
- SHORT SHORTS FILM FESTIVAL
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
お笑いナタリー @owarai_natalie
平畠がJリーグ20周年記念の特別ショートフィルムに出演 http://t.co/oKuGvn5CYN