トータルテンボスでジャムおじさん&バタコさん実写化案浮上

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本日3月29日、「第5回沖縄国際映画祭」シアター3にて、「日本のコメディ」「世界のコメディ」部門「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」が上映。トークショーに出雲阿国トータルテンボスが登場した。

「第5回沖縄国際映画祭」の「日本のコメディ」「世界のコメディ」部門「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」。トータルテンボス大村の後ろには渾身の「ハンパねえ!」を繰り出した藤田が。

「第5回沖縄国際映画祭」の「日本のコメディ」「世界のコメディ」部門「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」。トータルテンボス大村の後ろには渾身の「ハンパねえ!」を繰り出した藤田が。

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MCの阿国から「屈指の映画好きと聞いてますけど、好きな映画は?」と言われると、2人とも謙遜しながら「でもなー、伝わるかなー。俺らが好きなのって『そこいっちゃう?』みたいな映画だから」と前置きして藤田が「裸の銃を持つ男」とベタなチョイス。大村も「『あいつなんだよ、ひけらかしやがって』みたいな目はやめてくださいね」と前置きして、「知ってるかな?『アルマゲドン』」と答えると、ボケたばかりの藤田から「大有名だよ!」とツッコまれた。さらに、「僕ら映画の主演もしてて。W主演。知らないですか? 今たぶんレンタル屋に並んでる」と言うと、阿国はビックリし、会場もざわざわ。そして大村が小栗旬のアフロ姿が印象的な「宇宙兄弟」と言うと、アフロの藤田から「あれは俺らじゃないよ!」とツッコミが。しかし藤田が「俺らが出たのは地球兄弟」とありもしない作品でボケると、「地球兄弟って普通の兄弟じゃねーか(笑)」と大村に呆れられた。

その大村は映画に出るよりも「撮ってみたい」と語り、かつて30分映画「レスラーハンター」を監督したときのエピソードを紹介。「野生の野良レスラーを捕まえてレスラーとして調教するという設定で、野良力士とかもいる森で、プロレスの入場曲でおびきよせたりするんです」と説明しただけで、観客は爆笑。「その主役に彼を大抜擢したんです。最高の主演でした」と藤田の肩に手を置くと、藤田は「セリフが1つもなかった……」と不平を言いつつ、「でも上手だったよね」とまんざらでもない様子だった。

続いて藤田が「俺も監督やりたいです。子供たちが主役で、近くに埋められた死体を探すみたいな」と言うと、大村から「グーニーズじゃねーか!」と大声でツッコミが。しかし藤田から「スタンド・バイ・ミーだよ!!」と怒られ、珍しく大村が恥ずかしがっていた。

また、「互いにどんな役をやらせたいか?」と聞かれると、「パン屋やらせたい」(大村)、「ジャムおじさんじゃねーか!」(藤田)と軽快にやりとり。それに対して藤田が大村に「じゃあバタコさんを」というと、阿国が「なんとなくバタコ顔ですよ! もうバタコにしか見えない!」と爆笑し、本気で嫌がる大村をよそに観客もうなづいていた。

そしてここで、同部門をプロデュースした高平哲郎から映画の見どころについてメッセージが。「日本を舞台に全編日本人に英語を喋らせて撮ってしまおうという試みが素晴らしい。監督の限りない愛情がある作品。冒頭のクエンティン・タランティーノと香取慎吾が決闘をしているシーンは、ここだけはしっかり真面目に作っていて、そこも見どころ」とのこと。そして最後に大村から「とにかく面白いということで、どれだけ面白いのか、藤田くんから、あの言葉で。みんな聞きたいんですよ、ねえ?」と藤田に期待を寄せるも、「あの代表的な言葉。○○パねぇ」と大方言ってしまったが、「渾身のやつを」と言われて、やることに。しかしその渾身の「ハンパねえ!!」のタイミングで大村が前に立ちふさがり、観客は大爆笑。最後にもう一度ちゃんと「ハンパねえ!」と言うと観客からは拍手が送られた。

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