本日3月28日、「第5回沖縄国際映画祭」シアター3にて、「日本のコメディ」「世界のコメディ」部門「幕末太陽傳」が上映。MCの
「日本のコメディ」「世界のコメディ」部門は、「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」などの人気番組を手がけた高平が映画を選定。数多くの喜劇人と交流を持ってきた高平が選んだ魅力的な映画と、それらにまつわる貴重なエピソードを一緒に味わうことができるプロジェクトとなっている。
そんな高平に、阿国が「芸人・なだぎ武はどうですか?」と尋ねると、「俺ファンなんでね」というお言葉が。2008年になだぎが出演したブロードウェイ・ミュージカル「ドロウジー・シャペロン」を観ていたそうで、「彼はすごく良かったよ」と、お墨付きをいただいた。その後、1957年公開「幕末太陽傳」の時代背景やフランキー堺について山本監督と高平が昔を懐かしみながら熱いトークを展開。「フランキー堺さんは面白かったねー。新しすぎるくらい新しかった」と山本監督が言うと、「テレビでも非常に貴重なキャラクターだった。慶応出身で、オリラジみたいなもんだね」と高平も語った。
そして、「幕末太陽傳」に関しては、「フランキー堺のアクションを見て。歩き方、階段の上り方とか。羽織を空中に投げてスッと着るんだよ」と山本監督はが熱弁すると、なだぎと阿国は「ヤッターマンみたいですね!」「カッコイイ!」とビックリ。山本監督は「すごく粋なんだよね。あの時代のちょっとした所作を見ておくと、気持ちが幕末に行けますから」と観客に向けてアドバイスしていた。
そのほか、錚々たるスターばかりが出演している作品だけに、石原裕次郎、金子信雄、小沢昭一、岡田真澄ら俳優たちの知られざるエピソードも続々。さらにはこの映画の台本を見たという山本監督から、幻のエンディングの話も飛び出し、会場中が聞き入っていた。
最後になだぎから「この時代のコメディを僕ももっと勉強せなあかんなと思ってた」、阿国から「いろいろ見どころがある映画ですね」とメッセージ。山本監督も「これは貴重な作品ですよ!」と念を押した。しかしいよいよ上映に、というところで熱がおさらまならい山本監督が「それからこれはね」と再びトーク。「全然止まれへんがな!!」となだぎは思わずツッコんでしまった。
※文中にて「高平哲郎」と表記していますが、「高」の字は「はしご高」が正式表記となります。
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