本作は鈴木おさむの「芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~」(太田出版刊)が原作。「お笑い芸人たちの青春」の光と影が温かくもリアルに描かれている。内村監督は「満開の桜の中、初日スタートできたことを嬉しく思います。この映画、じわじわーっと広がっていったらいいなと。今日は本当に感無量です!」と、ややはにかみながら挨拶。続けて「大勢の方が来てくれて、でっかいスクリーンで観てくれる。キャスト、スタッフ一丸となって作ってきました。絶対に損はさせません」と言葉に力を込めた。
主演の伊藤淳史は撮影を振り返り「コントのシーンは内村監督にみっちり厳しく指導していただいた。大変だったけど、2人のチームワークで乗り越えたかな」と、同じく主演でコンビ「房総スイマーズ」を劇中で組む小出恵介や、内村監督とのやりとりを回想。そんな主演の2人には、内村監督から「お笑い芸人という役柄に正面から取り組んでくれてありがとう。コントの練習、しつこくてごめんね! あれからちょうど1年、桜を見るたび必ずこの映画のことを思い出します。ありがとう、房総スイマーズ!」といった文面の手紙が読み上げられた。この後で話し出した小出は「監督が“男”で……宣伝活動で出たバラエティ番組でもフォローしていただいて……」と言葉をつまらせながら感激している様子。内村はそんな小出を「いいヤツだなー!」とたたえていた。
また、小出演じる甲本の恋人であり妻の新谷久美役・長澤まさみも、舞台挨拶の途中で内村監督へ花束を渡した後「子供の頃から私も内村監督が大好きだったし、今も大好き。こんなに愛されてる監督はいない。監督と一緒に仕事ができて嬉しかったです」と情熱的なスピーチを披露。この長澤の思いを受けて内村が「今、私“モテキ”です(笑)」と、長澤が以前出演した映画にかけて応えると、客席からは拍手が巻き起こった。
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