寛平「トリはきっちり」吉本百年物語最終公演本日スタート

本日3月20日（水・祝）より、大阪・なんばグランド花月にて吉本百年物語3月公演「百年感謝 これからもよろしく」が上演。出演者の間寛平が見どころを語った。

6月公演でも主演を務めた寛平が、100周年の締めくくりにも登場。「前回は、吉本新喜劇座長の川畑がいてツッコんでくれて自由にやらせてもらってました。今回は子供が相手やからツッコんでくれへんし、どうかなー」と笑った。「川畑たちがいてくれたら安心で、演出で『ここはこういう動きで』って言われても、自分なりにここはこうしたほうがええやろって考えながら」と、寛平らしさも満載。「今回はやってみないとわからないけど、初日と最終日は違うかも（笑）。子供には『気楽にしいや』って声をかけてます。落ち着いて自然にやってくれれば」と語った。

今回は、91歳となった林正之助が、長い歴史を振り返り脳裏に浮かぶ奇想天外で幻想的なエピソードの数々とともに、これからの100年に思いを馳せる物語。寛平はここで正之助の前に現れる不思議な役を演じる。寛平は若い頃に正之助と出会っており、「正之助会長が来たってなったら事務所からバーッって連絡が来て、みんながピリピリって（笑）」と当時を回想。「池乃めだかちゃんと猿と猫のさかりのネタををやってたら『何しとんねん』って言うてたなぁ」と目を細めた。

また、地球一周アースマラソンなどのチャレンジをしてきた寛平だが、「2013年はこれまではいろいろやってもらったけど、これからはみんなに楽しんでもらおうと」とのこと。「いろんな人にいっぱいお世話になって、僕が若いとき失敗したときも、しっかりせえって怒られたりしながら、そんないろんなお礼もあって、走ることを通じていろんな人にずっと楽しんでもらえることを少しずつ考えてます。止まりませんよ。だからわしゃ止まると死ぬのじゃ（笑）」と意気込みを見せた。最後に「1年間やってきた吉本百年物語もこれがほんとに最後。最後にまた僕が出させていただきますトリはきっちりやりますので、ぜひとも」とメッセージ。公演日などの詳細はオフィシャルサイトにて確認を。

吉本百年物語3月公演「百年感謝 これからもよろしく」

日時：2013年3月20日（水・祝） ～ 4月7日（日） 休演日：3月25日・4月1日 / 平日・土曜・祝 18:30開場 19:00開演 / 日曜 15:30開場 16:00開演
料金：前売 1階席6000円 2階席5000円
出演者：間寛平 / フルーツポンチ亘 / 林明日香 / 島田珠代 / 江口直彌 / 河内家菊水丸 ほか