「わらいを愛する学生芸人No.1決定戦」サンストレンジ優勝

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昨日3月19日、東京・北沢タウンホールにて「第3回わらいを愛する学生芸人No.1決定戦~アマがプロに勝つ!? お笑い下剋上元年~」が行われ、サンストレンジが優勝した。

「第3回わらいを愛する学生芸人No.1決定戦~アマがプロに勝つ!? お笑い下剋上元年~」で優勝したサンストレンジ。

「第3回わらいを愛する学生芸人No.1決定戦~アマがプロに勝つ!? お笑い下剋上元年~」で優勝したサンストレンジ。

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この大会はオードリー春日が出演する「学生才能発掘バラエティ 学生HEROES!」(テレビ朝日)の企画、学生芸人たちによる「わらいのゼミナール」から生まれた大会。北は青森から南は福岡の学生202組がエントリーし、その中から12組が予選を勝ち抜いた。審査員は浅井企画、アップフロント、アミューズ、太田プロダクション、ケイダッシュ、サンミュージック、人力舎、松竹芸能、ホリプロコム、マセキ芸能社のマネージャー計10名。MCはHi-Hiが担当し、ゲストとしてプロ芸人のオジンオズボーンジグザグジギー、スパナペンチがネタを披露した。

冒頭は春日大統領がVTRで激励のあと、「開催いたしやす!」と開会宣言。Hi-Hiが登場すると、上田は台本に顔を近づけ、「『どーもね、みなさん、お笑い愛してる?』って書いてあります」と会場を笑わせた。まずはトロフィー返還ということで、前回の優勝者安全ナイフ・細田が1人で登場。実はコンビを解散し、相方・高木が今回別のコンビ・ストレッチーズとして決勝大会に出場しており、「いろいろありまして」と言うと、「学生ならではじゃないですか!」とHi-Hiはビックリしつつ思わず笑っていた。

前半は、ストレッチーズ、岡田桜井、一服ピストルズ、ダブルレンズ、若貴兄弟、オーロラ北極点がネタ。6組終えて出てきたHi-Hi上田は「レベル高いっすね! ビックリしちゃったよ。お前よりうまいよ」と岩崎に言うと、岩崎も「確かにね。すごいね今の学生」と素直に認めていた。後半は、サンストレンジ、のぎみやこ、さすらいラビー、ムーンオンマンデー、カジナガサキ、ワンダーニョキニョキ。そして審査員の審議中には、プロ芸人たちがネタを披露し、トークコーナー「プロの芸人がやっちゃいけないこと」で盛り上がった。

この大会で優勝し、現在人力舎に所属しているスパナペンチは高橋が相方の永田について「先輩の名前を覚えない」と苦情。試しにほかの芸人の名前を言わせてみたところ、覚えてはいたもの、「これは」と先輩芸人を「これ」と呼んだり、流れ星・ちゅうえいと岩崎だけ「にいさん」を付けなかったりと、永田ルールが存在していたことが明らかになった。また、オジオズ、流れ星、岩崎は「盗みをしない」という答えがかぶってしまい、会場は爆笑だったが本人たちは「恥ずかしい!」とガッカリ。挽回するエピソードもなかったため、篠宮が「エピソード薄彦」となってしまい、プロ芸人としての腕を見せられず終わった。

今回の結果発表はマネージャーが1人ずつ一番面白かった芸人を発表するという方式。その結果、「彼女ができた」というテーマの漫才で最後まで笑いを起こしたサンストレンジが4票を獲得し優勝を勝ち取った。Hi-Hiに「自信はあった?」と聞かれると、「泊まったホテルの大浴場でワイナイナと一緒だったのでこれはいけると思った」と答える余裕も。2人とも大学4年生でプロを目指したいとのことだったが、「親が困惑している」「お笑い好きの母親がバラエティ番組を見なくなった」と、どちらもまだ親に認めてもらっていないことを明かし、この優勝を追い風にしたいと語った。この模様は今後「学生才能発掘バラエティ 学生HEROES!」で放送予定。この中からいつか全国で活躍するプロ芸人が誕生する日を楽しみに待とう。

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