本日2月14日、都内にてイベント「TRFエクササイズDVDで
TRFの結成20周年を記念して制作されたエクササイズDVD「TRFイージー・ドゥ・ダンササイズ」が現在発売中。これに付随して、運動神経が必ずしもよいとは言えないナイツ塙がTRFのダンスに挑戦する「ナイツの脱『ダンス踊れない芸人』プロジェクト」が展開されている。今回のイベントでは、本作の特徴の1つでもある「誰でも楽しく踊れるようになる」という効果を証明するため、塙が本作を用いてダンスを練習してきた成果を実際に披露。「このダンスに失敗すれば、本人に許可なく使っていたTRFの楽曲に関する漫才ネタを封印する」という約束のもと、SAM本人の前で踊った。
まず1人で登壇したSAMは、本作について「ダンスを習いたいという多くの人の『入り口』を簡単にしてあげたい、と長年考えていて、その1つの形」と説明したほか「ダンススタジオの基礎練習でくじける人がたくさんいる。ハードルを低くするため、DVDではゆっくり段階を追っている。まったくダンスをやっていない人でも踊れるはず!」と自信を覗かせた。SAMはナイツのTRFネタについても以前から認識しており「じゃあ踊れなきゃいけないだろう、と。ダンスに運動神経は関係ない。塙さんが踊れたら、このDVDも格が上がるのでは」と期待を寄せた。
続けてナイツが登場すると、塙はSAMに向き合うなり「いろいろ本当にすみませんでした!」と断りなくTRFをネタにしていることに平身低頭。そんなTRFネタに関して土屋は「勝負ネタで、大きな漫才コンクールの決勝でもやった」、塙も「確実に一番ウケる。フリがなくても簡単にボケられる」とTRFの人気に根ざしたネタの有効性を説いた。
場内では塙が練習している映像が上映され、不自然な動きの塙に、SAMは「ふざけてるんじゃないですか?」と訝しがりながらも「思ったより踊れてる。膝とかも曲がってる」と評価。練習に付き添った土屋は「最初は成人男性と思えないような動きでひどかった」と後ろ向きで「内海桂子師匠にかっぽれを教えてもらったときも覚えられず怒られていた」と塙の出来の悪さを報告している。塙は「もし踊れなかったら、という恐怖心でここまできた。事の重大さに気づいている。緊張する!」と本番を前に青ざめた表情だ。
いよいよ塙は1人で舞台に立ち、TRFの「survival dAnce ~no no cry more~」のダンスを約1分間にわたって披露。すると、やや身体の動きはぎこちないながらも、最初から最後まで大きなミスも感じさせず、きっちりと踊りきることに成功した。塙のダンスを見たSAMからは「踊れてました! ちょっと膝と肘が硬かったけど、さまになってました」とお褒めの言葉。土屋も「すごい! 相方ががんばった。よく覚えたなぁ」と嬉しそうで、塙本人は「この企画に挫折しそうになったけど、やっているうちに楽しくなってきた」と充実感をにじませた。
ナイツが今後TRFネタの漫才をしていいかどうか、あらためて尋ねられたSAMは「ぜんぜんオッケーです!」と笑顔で公認。ナイツはさっそくその場でTRFネタの漫才を披露して会場の笑いを誘い、ネタ終了後、塙は「ホッとしました。このネタがなければ生きていけなかった。助かった」、土屋は「かつてないハードルの中でやったわりにはウケた」と安堵していた。
最後にSAMから「塙さんが踊れるようになって、このDVDで踊れることが証明された。ぜひみなさんもダンスにトライしてください」とメッセージ。イベント後の囲み取材では、塙がダンスをあらためて振り返り「僕の中では完璧なつもり。ノーミスで100点満点です」と胸を張り、続けてSAMも「100点じゃないですか? 微笑ましく見てました。先生が生徒を見る気持ち」とコメントした。さらに取材陣から「塙さんがTRFに加入する可能性は?」と問われたSAMは「加入は絶対にないんですけど(笑)」と笑い飛ばしたものの「ライブでゲスト出演とか……」と提案。「本当ですか?」と揃って驚いてみせたナイツの2人は、塙が「浅草演芸ホールの出番とかぶってなければ……」とうそぶき、土屋に「何と天秤にかけてるの!?」とツッコまれるコンビネーションを展開した。
※記事初出時、日付に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
関連する特集・インタビュー
関連記事
ナイツのほかの記事
タグ
リンク
- TRF EZ DO DANCERCIZE|TRF イージー・ドゥ・ダンササイズ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
お笑いナタリー @owarai_natalie
ナイツ塙「ダンス踊れない芸人」脱却!TRFネタをSAM公認 http://t.co/EgtUY8kM