本日2月12日に開催された「東洋水産PRESENTS R-1ぐらんぷり2013」決勝戦で、既報の通り
三浦は1回戦はAブロックで、フリップを使った「広島弁講座」のネタを披露。岸学、
ピン芸人日本一の称号のほか、優勝賞金500万円、関西テレビ・フジテレビでの単発の冠番組、さらに東洋水産から贈呈されるインスタント麺1年分を手にした三浦。優勝会見では以下のようにコメントした。
三浦マイルドのコメント
――優勝おめでとうございます。ご感想は?
まったく信じられなくて、大変なことをしでかしたような。優勝ってすごいことを成し遂げた、というよりも「これから自分がどうなるんやろ?」という不安が先に来るくらいで。これからのことを考えると楽しみでもあるんですけれど、不安のほうが大きいかなと。一言で言えば「信じられない」!
――喜びを伝えたい方は?
母ですね。女手1つで育ててもらったので。芸人になるって言ったときも反対されましたし、今でも認められてないと思うんですけど、これでようやく認められるかな、と。決勝進出が決まったときも喜んでもらえて「がんばってこい!」と。あとは、僕をずっとかわいがってくださってるたむらけんじさんや、「広島弁のネタで絶対決勝行ける」って背中を押してくれた笑い飯の哲夫さん。その2人の先輩ですね。
――得意のネタはどういったものが多いですか?
“汚いネタ”です(笑)。「自分しかできないことをやろう」というのが常にありまして、そうしないと生き残っていけないな、というのをここ何年かで感じてきたので。あんまり劇場で女子高生とかには受け入れられないですけど、それでもずっと支持してくれる人がいる。同性の方には「面白いな」と言われて、こないだの単独ライブは男性の方ばっかりでした。今日はハマッてよかったです。
――2本目のネタで出てきた警備員のアルバイトは実際やっていたのでしょうか? また「西岡さん」は実在しますか?
西岡さんは実在します。大学時代に同じ警備のアルバイトをやっていたんですけど、西岡さんから「タイにいってパスポートと財布を根こそぎ取られて、5万円振り込んでくれないか?」と、携帯電話で非通知でかかってきておりまして。でも、タイに行っていたかどうかも怪しいんですね。そのへんは確かめようがなかったです。今は、伊藤ハムでハムを売るアルバイトをやっております。みなさん優しい方ばかりで、こちらはネタにならないですね(笑)。
――賞金の使い道は?
半分は母に渡そうかなと思ってます。それと社会貢献として、無理のない範囲で寄付とかも。自分で言うのも恥ずかしいんですけど、元プロボクサーの坂本博之さんの活動に感動していて、少額で寄付をやらせていただいたことがあって、またお送りしたいなと。あとは後輩と旅行に行きたいです。すいません、真面目な答えで!
――今大会、
「見とけよ!」という気持ちは常に持ってました。ひがみじゃないですけど、「絶対自分が一番面白い」というのは僕も思ってますし、大会が終わったときに「三浦マイルドすごいぞ」と言わせるような気持ちでやってました。
――アルバイトの時給を教えていただけますか?
週4で、時給870円です。1日8時間です。(芸人としての)収入は年収30万円で、それ以外はハムを売ってお金を稼いでおります。
――「マイルドフラッシュ」は、なぜ今日やらなかったのですか?
僕、マイルドフラッシュしかないと世間に思われてる。「こいつにネタなんかできないだろ」と。そういうネットの書き込みを見つけました。今日、新幹線でそういうのを読んで自分を奮い立たせながら来ました。いや「ネタできるぞ!」と。
スギちゃんとキンタロー。の敗者コメント
――お2人ともブロックで敗退という結果でした。
スギちゃん:関根さんが言うとおり“新星”は強い。同じスタイルで勝てるほど甘くないのがR-1ですね。
キンタロー。:正直悔しかったです。2本ネタを用意してきたので2本ともやりたかったですが、先輩の方々の勇姿を見て、まだまだ自分は修行が足りないなと思ったので、次へ向かってステップアップ、精進していきたいな、と思いました!
――直接対決ではスギちゃんの圧勝でした。
スギちゃん:そうですね。キンタロー。のおかげで気が楽になりました。
キンタロー:(スギちゃんの)ワイルドな部分を見てしまいました。ドッカンドッカン、ウケてたんで「これはヤバい。ワイルドミサイルだ」と。
スギちゃん:発射しちゃいましたねー。最初に出て行ったときにウェルカム感がなかったので「フライングワイルド」行かせていただきました。
――「ワイルド」が「(三浦)マイルド」に負けたということになりますが。
スギちゃん:確かにねー。ワイルドよりもマイルドの時代なのかも知れません(笑)。ただ、自分も「脱ワイルド宣言」してたんですけど、逃げてちゃいけないな、というのもありまして、一番ウケるのはワイルドだったのでそれを極めようとして、結果ウケたんでよかったです。来年はまた違う形で出られればいいなと思います。
――板尾さんから「(スギちゃんとキンタロー。で)付き合っちゃえば?」というお話もありました。
スギちゃん:その前から気持ちはあったので。あとは身体の相性がどうなのかな、と。
キンタロー。:ベッドでフライングゲットしたい。
スギちゃん:“フライングベッド”したいですね(笑)。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
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