NSCのダンス講師役ワッキーが語る吉本百年物語2月公演

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2月5日(火)、大阪・なんばグランド花月にて、吉本百年物語2月公演「アンチ吉本・お笑いレボリューション」が上演される。出演者のペナルティ・ワッキーが意気込みを語った。

吉本百年物語2月公演「アンチ吉本・お笑いレボリューション」に出演するペナルティ・ワッキー。

吉本百年物語2月公演「アンチ吉本・お笑いレボリューション」に出演するペナルティ・ワッキー。

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漫才ブームが去った後、吉本興業は若手芸人育成の場としてNSC(吉本総合芸能学院)を設立。そこには芸人に憧れて多くの若者たちが集まってきた。その中で異彩を放っていたのが松本人志と浜田雅功。彼らが過ごした心斎橋筋2丁目劇場を取り巻く、お笑い新時代が幕を開ける。

月亭方正ココリコ遠藤は吉本社員役。ダウンタウン松本を演じるのは、俳優・趙たみ和、浜田を演じるのは間慎太郎となっている。舞台は34年前ほど前、できたばかりの芸人養成所、NSC大阪。ワッキーはこのNSCのダンス講師役を務める。

キャラクターは本人曰く「生徒のアイドルみたいな存在。めっちゃ元気で面白くて 謎の部分もちょっとあったり」とのこと。役作りとしては、「その人を表すキーワードというかセリフがある」と語った。お笑いの学校にダンスの授業があるということは今でこそ知られているが、これまではネタになることもしばしば。舞台では、その葛藤も描かれているという。「でも先生は全然前向き。生徒もこの先生だけには文句言わない。すごく楽しい場面で、僕もやってて楽しいんです」と笑った。

ワッキーは実際にダンスが得意で、そのコミカルな動きはお茶の間でも人気。芝居でも「結構フリーなところもあって、自由にやらせてもらっている。すごくありがたい。自分らしさもあるんだけど、あんまりコントになるとまずいかな(笑)」と言い聞かせていた。

「俺らが子供の頃の話なんですが、まだ当時名もない大スターがどういうふうに生まれたのかというのが描かれていて、すごく興味深いです。内場さんとか今活躍している人たちの若い頃ってこんな感じだったんだ、こういうコミュニケーションをとってて、切磋琢磨してたんだって。悩んだり、ネタ作るのがただただ楽しかったり。意外と若手の頃ってあんまり変わらないんだなって。誰が見ても楽しいと思います」と、最後に見どころを語ったワッキー。チケットは現在発売中となっているので、詳細はオフィシャルサイトで確認を。

※文中にて「趙たみ和」と表記していますが、「たみ」の字は王へんに民が正式表記となります。

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