2月4日、放送作家・鈴木おさむの小説「芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~」(太田出版)の文庫版と電子書籍版が同時リリース。文庫版にオリジナル特典として
「芸人交換日記」は、「QuickJapan」にて連載ののち、2011年3月に単行本が刊行された。結成11年目の売れない漫才コンビ“イエローハーツ”の2人を主人公とした青春小説で、全編、交換日記形式で綴られている。2人は30歳になったのを機に、「今年こそ売れるために」と手書きの交換日記を開始。そこから2人の芸人人生が大きく揺れ動いていく。多くのバラエティ番組や舞台を芸人とともに手掛けてきた鈴木だけに、そのリアルな描写に芸人たちから「号泣した」という感想が続出。感動のラストに、今田耕司、タカアンドトシ・タカ、カンニング竹山らが絶賛の声を寄せた。
その後、オードリー若林と田中圭がイエローハーツ役を演じ舞台化。「月刊ヤングマガジン」(講談社)にてマンガ化もされた。さらに来月2月と3月には東京と大阪で舞台「『芸人交換日記』~リーディングシアター~」も行われ、土田晃之&ネプチューン堀内、サンドウィッチマン、オリエンタルラジオらが出演。3月23日にはウッチャンナンチャン内村が監督・脚本を担当した映画「ボクたちの交換日記」が公開される。
今回解説文を担当した若林は2011年8月に舞台で、ボケ&ネタ作り担当の田中役を担当。感情を表に出さないタイプで破天荒な相方・甲本に呆れながらも、交換日記を通じて心を開き甲本と絆を深めていく。芸人役ということで迫真の演技を見せた若林は、感動のラストでは涙を見せる場面も。舞台は全公演即日完売だったため後日発売されたDVDも人気を集めている。
解説文では、イエローハーツとオードリーを重ねあわせて、若林がかつての自分の思いを細やかに回想。また、これまで「恥ずかしかったので」とインタビューでは語らなかった、本読み初日のエピソードも明かしている。そして「この本は、芸人だけじゃなく、夢を持つすべての人の背中を押してくれます」とコメント。この本との出会いに感謝している。詳しくは太田出版オフィシャルサイトにて。
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