本日12月17日(月)深夜、
毎回異なる監督とゲスト女優が日村を彩ってきた「イロドリヒムラ」も今回で一区切り。既報の通り、この第10話「価値観」ではバナナマン設楽が監督、放送作家のオークラが脚本を担当している。ゲスト女優は星野真里。さらに設楽監督の発案によって、
物語は、星野真里扮する西川カオリが、ある出来事をきっかけに日村演じる“日村ユウキ”と知り合うことに。最悪の出会いをした2人だったが、なぜかウマが合い、不倫中のカオリはユウキに彼氏の愚痴や人生相談を話し始める。やがてカオリはユウキに想いを寄せるようになり、1年後、告白することを決心するのだが……。
番組オフィシャルサイトには設楽監督と日村、星野真里のインタビューや予告編などの動画が掲載。日村はもちろん豪華ゲスト陣が紡ぐストーリーを、設楽監督の視点を通してぜひ最後までお楽しみに。
なお「イロドリヒムラ」ではこれまで日村の後輩・スカイラブハリケーンが撮影現場に徹底密着。お笑いナタリーでは作品の見どころや現場の裏話などを毎回伝えてもらっている。今回も番組の大内プロデューサーとともに最終話の撮影をたっぷり振り返ってもらった。
スカイラブハリケーンと大内プロデューサーのコメント
●なんといっても設楽監督
桜井:なんといっても設楽さんが日村さんを彩った回ですね。
滝本:監督をするのが初めてだったので、始める前は「不安しかないよ」って言ってました。しかも撮影スタートのときに監督が言う「よーい、ハイ」は最初、僕らでもわかるくらい照れてました(笑)。
大内P:「ハイ」の部分が、だいぶ置きにいってた(笑)。
滝本:でも最終的には照れもなくなって、まわりのスタッフさんから「監督」って呼ばれることに慣れてました。
桜井:いつもバナナマンさんの単独ライブの手伝いをさせてもらってますけど、あまり変わらないです。違和感なかったですね。
大内P:ロケハンのとき、設楽監督がスタッフを誘ってメシに行ったんですよ。そこでもうチームワークはガッチリで。みんな焼き鳥にだまされました(笑)。
●日村の「顔」を徹底演出
滝本:日村さんの演技に対する設楽さんの要求も、それ自体がコント寄りでした。日村さんの顔のアップのシーンで、本当は2、3秒でオッケーなのに、設楽さんが全然カットを言わずに30秒くらいずーっと変顔をやらせて現場が盛り上がるという(笑)。
桜井:そんなサービスポイントがちょいちょいありましたね。
大内P:「バナナマンのライブの稽古ってこんな感じなんだ」と。公開演出みたいな感じでした。
桜井:設楽さんは、ほかのどの監督よりも日村さんの顔に対しての注文がダントツに多かったです。
滝本:普通のセリフのシーンは一発OKばかりだったんですけど、顔のアップのシーンではいろんなパターンを撮ってました。
桜井:「あき竹城さんみたいにやって」と日村さんにリクエストしたのが、設楽監督にとっては「演出したぞ」って感じで一番しっくりきてたみたいです。ただ、日村さんは一番しっくりきてなかった(笑)。
大内P:衣装合わせも不思議な空間でしたね。助監督が日村さんに「こちらが設楽監督です」ってあらためて紹介してて、お互い「あ、どうも」みたいに2人で照れてました(笑)。
●「オークラにとんでもないことが!」
大内P:脚本がオークラくん。実はドラマにも一瞬出てるんですけど、その結果、ものすごくテンション上がってました。星野真里さんのファンになったみたいで。お笑いナタリーさんにも「オークラにとんでもないことが!」と煽ってほしいです(笑)。
桜井:撮影が終わった後、星野さんとツーショットで写真撮ってましたからね。
大内P:設楽さんが「オークラ、撮ってもらえよ?」って提案してね。
●スカイラブ、最後に出演ならず
桜井:豪華キャストの中に、僕らの先輩であるななめ45°の岡安さんもサンタさん役で出てます。でもその役、本当は僕がやるはずだったんですよ!
滝本:タイミングの悪いことに、めったにない仕事がちょうどその日入りまして。
桜井:僕ら第1話からずーっと密着してたのに! まわりのスタッフさんやバナナさんからも「本当に運がない」と言われました。
滝本:なんとか設楽さんに出るチャンスはないかとお願いしたら「2人が男同士でディープキスする役なら出てもいいよ。もしくはすっぽんぽんなら」と。お断りしました(笑)。
●最後に
滝本:最終話ということで、これまで日村さんに密着させてもらいましたけど、日村さんの凄さがよくわかりましたね。
桜井:カッコイイなと。演技とかもそうですけど、人柄が。撮影の最後、日村さんも感動してたようで「こんな貴重な経験はもうないかもしれない」と言ってましたね。
滝本:設楽さんとのコンビもやっぱり息が合っていて、設楽さんは「監督業が楽しい。ハマった」って。
桜井:「『イロドリヒムラ2』があったら全部俺が撮りたい」って。
大内P:タイトルも「イロドルシタラ」って言ってたもんね(笑)。
滝本:僕ら、バナナマンさんについていきますよ! 設楽さんにも「もしお笑いとして売れなかった場合、俺が面倒見てやる」って言われました。ただし「しもべ」として(笑)。しもべ候補として安泰です。
桜井:しもべってイヤだよ!(笑)
大内P:日村さん、このドラマで全10役やりました。芝居の雰囲気がだいぶ変わったと思います。第10話も最後までお見逃しなく!
ドラマNEO「イロドリヒムラ」
TBS系 2012年12月17日(月) 24:20 ~ 24:59
<出演者>
バナナマン日村
星野真里
谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ) / 浜野謙太(SAKEROCK / 在日ファンク) / ドランクドラゴン / ななめ45°岡安 ほか
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- ドラマNEO「イロドリヒムラ」|TBSテレビ
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お笑いナタリー @owarai_natalie
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