本日12月3日、大阪・ザ・リッツ・カールトン大阪にて、吉本百年物語1月公演「爆発!MANZAIが止まらない」制作発表会見が行われ、
1月公演の舞台は、1980年漫才ブームの幕開け当時。若手漫才師がアイドル並みの人気者になり、連日連夜日本列島は笑いの渦に巻き込まれていた。そんな中、男の世界であった演芸界に飛びこんできた、若き女性新人マネージャー。仕事を教わろうにも先輩社員はみんな多忙、ようやく現場に出ても芸人たちに迷惑をかけっぱなし、上司に怒鳴られ現実に夢挫かれ、同僚と喧嘩し泣いたり笑ったりしながら明るく突進していく。さらに、毎日のように大阪、京都の花月の高座に出演しながら東京大阪を移動しテレビ・ラジオに出演、週末は地方営業と、殺人的スケジュールで止まることが許されなかった漫才師たちの姿も。漫才師たちの当時の懐かしいネタを披露しつつ描く爆笑狂想曲となっている。出演者は、お嬢様女子大を卒業し、華やかな世界で働くことを夢見る新人マネージャーに安達祐実。先輩社員を藤井のほか女優・川崎亜沙美ら俳優陣、厳しい専務を山崎銀之丞が演じる。
会見のMCは海原やすよ ともこが担当。豪華な会場の中、5月公演で吉本せい役を担当したともこは、いつもと変わらず「よろしこ」としっかり挨拶した。それぞれの挨拶あと、質疑応答では、12月公演で父の西川きよし役を演じる西川忠志が、藤井出演の番組「土曜はダメよ!」の記者として挙手。藤井から「『土曜はダメよ!』ってなんですか?」と質問されると、西川は「知らないんですか?」と流暢に番組の説明し、その後も「放送日はいつなんですか?」「桂小枝さんが活躍されているあの『小枝不動産』でおなじみの番組ですよね?」などの藤井の質問にも、スラスラと回答していくと、やすともから「なんのやりとりなんですか!?」とツッコまれてしまった。
改めて忠志は「吉本百年物語では、司会、出演者、そして今日は記者として皆さまのお世話になりました。ここに座って初めてみなさまの気持ちがわかった気がします。頑張ります」と長々挨拶した後に、「それでは質問に移らせていただきます」と言うと、「私らの仕事とるのやめてもらえます?」と再度ツッコミが。すると忠志は「すみません。では、まずやすともさんに質問させてもらいます」と言いだし、「私達!?」とやすとももその流れにビックリしていた。さらに質問は「漫才というものを一言で例えるなら」というもので、「むっちゃ難しいですね」と苦笑しながら、「なまものだと思ってます」と回答。「練習の成果を出さず、自然なトークでお客さんに喜んでいただけるというのが私たちの自然な形だと思っているので、練習をたくさんしましたねと言われるのはあんまり褒め言葉ではないと思ってます」と答えた。
そして、安達が「大阪でたこやきを楽しみにしている」と言うと、張り切ってオススメするも、やすともらのフォローが入り「申し訳ございません」と一気に恐縮。「そんなに落ち込まないでください」と藤井からはげまされた。その後、稽古場の差し入れがすごいという話題になると、西川が張り切って「何でも言ってください!」と安達にアピール。季節外れの「さくらんぼ」というリクエストにも「どこか世界にあるさくらんぼを探してきます」と宣言した。
最後に西川は安達に「1日でもマネージャーを経験してみたいと思いませんか?」と突拍子もない質問。「うちの父のマネージャーを1日していただけないでしょうか。家を出る前に父に万が一そういう希望があればと思い聞きまして、一応許可は得てきた」と言いだし、「いいんですか?」と安達は快諾した。さらに「藤井さんもしたいですか?」と聞かれた藤井も「は、はい…」と承諾。西川は責任をもって安達のマネージャーをすることも約束した。チケットはすでに発売中。詳細は吉本百年物語オフィシャルサイトにて。
藤井隆のほかの記事
タグ
リンク
- 吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
お笑いナタリー @owarai_natalie
西川忠志の差し入れ準備万端、吉本百年物語1月公演に藤井隆 http://t.co/D2NMeT2N